June 14, 2024

デイリーアップデート Vol. 101 7月16日

 

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが陽性感染者数61266名、死亡者数1643名、回復者数467名になります。1日で2498名の感染が報告されました。昨日感染統計に関する記事を昨日記載しましたが、7月中に6万人に達するかという予測を2週間近く早めて達成してしまいました。

 

それでは本日もフィリピン国内のニュースをいくつかピックアップしたいと思います。

【Metro Manila】

  • マニラ首都圏 GCQ継続

フィリピン政府は7月16日から感染対策のための制限を既存のGCQのまま継続する方針を発表しました。6月後半から感染数の増加は進んでいますが、経済とのバランスをとった形になります。一方で医療体制のひっ迫が噂されており、2週間後も現状が改善されないようであれば、外出制限を厳格化する方針を示唆しました。その他のマニラ近郊の州でも現状維持が多かったですが、自動車工場などが多く存在するラグナ州は隔離措置が厳格された地域となります。

 

  • 閣僚3人目の感染

フィリピンの公共事業道路相がコロナウイルスに感染していることを明らかにしました。閣僚で感染が明らかになったのは内務相、教育相に次ぐ3人目の様です。

 

  • 夜間外出禁止の緩和を貿易省が要請

貿易産業省は各地方自治体に対し、夜間の外出禁止時間を現在の22時から深夜0時まで下げることを要請しているようです。6月ごろより店内飲食を許可する自治体が増加している一方で、レストランなどでは夜間外出禁止があるため思うように客足が伸びていないという認識があるようです。飲食店への衛生基準厳守を徹底するため貿易省は400店に監視装置を設置しているようで、衛生手順の順守率は92%~100%と高い基準で順守されているようです。

 

【Cebu Mactan】

  • セブ市隔離措置MECQへ

国内で唯一ECQを行っていたセブ市ですが、本日16日からMECQという一段階緩和された隔離が行われることになります。基本的にはECQとの大きな差はなく、フロントライナーと呼ばれる職種以外はステイホームすることを強要されます。またラプラプ市はマニラ首都圏と同じくGCQ継続となりました。

 

  • セブ市感染者数198名増大

保健省の発表によると本日のセブ市内の感染者数は198名報告されたそうです。既報の通り同市は本日よりMECQへと隔離緩和を行っています。セブ市の人口は約92万人程度で人口当たりの感染数はかなり多いといえます。

 

  • セブ市モール再開を検討

隔離措置の部分的な緩和を受け、セブ市内のモールは一部運営再開を試みているようです。しかしながら運営が許可されるのは一部の業態のみでまた運営時間も12時間以内または夜間外出禁止時間までとなります。セブ市内では6月半ばGCQとなったことでマニラ首都圏同様にモールの操業を再開していましたが7月から厳格化されたことにより再度閉鎖という流れを繰り返していました。

 

本日は以上となります。保健省からの発表により6万人以上確認されている陽性者のうち、現在も症状が出て陽性となっているのは3万8000名近くいるようです。ただし、基本的には軽傷例がほとんどです。マニラ首都圏は医療崩壊が近づいていると言われていますが、国全体ではICU病床の稼働率は50%程度の様です。もちろん感染の多い地域とそうでない地域が分かれますので、この数値のみでは一概に医療逼迫具合を議論するのは難しそうです。弊社でも依然として出社できない従業員が多くおり、交通機関の復旧もまだまだ不十分なようです。