June 14, 2024

デイリーアップデート Vol. 126 8月31日

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数217,396名、累計死亡者数3,520名、累計回復者数157,403名となっています。1日の新規感染数は4,284名でアクティブケースは56,473名です。

それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいと思います。

 

【Metro Manila】

  • 財政赤字6倍 年初7か月

財務省の速報によりますと、20年7月の財政収支は1402億ペソの赤字となり、前年同期比と比べ86.2%赤字幅が増大したそうです。その結果、年初7か月の赤字が合計で7006億ペソに達し、前年同期比較で6倍赤字が拡大しました。国税局、関税局ともに大幅減収で税収は前期比で10.4%の減少となります。

 

  • フィルヘルス代表辞任

大統領府はフィリピンの国民皆保険制度フィルヘルスの代表を務めるモラレス氏が、辞表を提出したことを明らかにしました。フィルヘルスは5月ごろに行われた中央政府からの現金給付政策の際に違法に現金を着服した疑いをもたれ、批判を受けています。同氏は持病があることからも現在多くの問題を抱えているフィルヘルスのトップを離れることを大統領からも明かされたことを表明しています。

 

  • 財閥企業 コロナ苦戦

フィリピンの経済界を牛耳る各社財閥系企業も、このコロナ対策に伴う経済危機により苦境を強いられているようです。収入面で圧倒的1位を誇るサンミゲルコーポレーションは売り上げが前年同期比(1~6月)で31%減少の3528億ペソ、純利益は76億ペソの赤字となり、前年132億ペソの黒字から急悪化しました。グループ内で大手銀行を運営するSMインベストメンツやアヤラコーポレーションも貸倒引当の大幅積み増しにより、大きな減益が報告されています。

 

  • 大学の授業再開 8月中に731校

フィリピンの教育委員会は大学などの高等教育機関が少なくとも731校再開することを発表しました。また約20校は既に6月から開校しており、オンラインでの授業をベースに感染対策に配慮した形での授業を行っているようです。

 

【Cebu Mactan】

  • 1800名のドライバーに現金給付

中央ビサヤ地方の少なくとも1800名の乗り合いタクシードライバーが中央政府から現金給付を受け取ったそうです。社会福祉省が発表しました。これまでに社会福祉省の救済プログラムへの申請などをまだ行っていない世帯が対象となるようです。対象のセブ州内のドライバーには12000ペソが支給され、その他のボホールやネグロス州のドライバーには6000ペソが支給されるようです。

 

  • 社会保障を得ていない高齢者へ現金給付

前記事に引き続き、セブ州で現金給付が進んでいるようです。セブ州内の高齢者で依然、社会保障を要求していない人々を対象に、現金の給付を行っていくというニュースがはいりました。本日8月29日から開始され、月末まで続くようです。

 

  • セブ州 1週間の感染者数 約500名

セブ州の特にセブ市などは6月後半から7月頭にかけ、感染のホットスポットであるとされ国内でも特に厳しい隔離措置が行われていましたが、現在は感染数の増大が非常に落ち着いてきています。1週間単位で計測しますと約500名ほどの増加のみで約3週間は同じ程度の感染数に留まっています。

 

本日は以上になります。セブのコロナ対策とそれに波及した経済記事などが減ってきている印象です。コロナ関連のニュースが発表されるのは当たり前というようなニュアンスと印象になっていないかと心配になります。マニラ首都圏では連日1000~2000名規模で陽性者が報告されています。一方でセブ州では感染数が非常にコントロールされてきた印象です。今後の様子も慎重に見ていきたいです。