June 25, 2024

デイリーアップデート Vol. 137 9月21日

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数291,097名、累計死亡者数5,049名、累計回復者数230,643名となっています。1日の新規感染数は1,635名でアクティブケースは56,097名です。新規陽性数2000名未満は最近のフィリピンでは非常に少ない水準といえます。

 

日本の感染数を見てみますと累計感染者数79,565名、累計死亡者数1,513名、退院患者数71,547名となっています。1日の新規感染数は312名でアクティブケースは6,505名です。東京都内の感染数は88名のみで2日連続で2桁のみの陽性感染報告となりました。内訳は20代が最も多いものの、30代や40代ともさほど大きな差はなくまんべんなく感染しているような印象です。

 

ウィークリーアップデートSAMURAI DOJOにてロックダウンから6か月経つフィリピン国内の様子を現地より共有してもらいましたので、動画の方もどうぞ

https://youtu.be/BOHMsbmnmYc

 

それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいとおもいます。

 

【Metro Manila】

  • 企業休止状態比率 低下

貿易産業省によりますと、中央政府が首都圏でロックダウンの緩和を8~9月にかけて行ったことで同期間中の企業の運営再開状況が改善したようです。8~9月中の閉鎖されたままの会社は、調査対象となった中小零細企業2000社以上の中で6%程度にとどまりました。同調査はロックダウンが最も厳しかった4~5月中で38%、やや緩和に動いた6~7月中で11%となっていました。貿易産業省はこの結果を多くの企業がコロナ禍でもうまく順応し、コロナと戦いながら企業運営を行っていく術を身に着けていると好意的に見ているようです。

 

  • 中小向け融資が1000億ペソ越え

フィリピン中央銀行の発表で、コロナ対策の影響に苦しむ中小零細企業に向けた融資額が8月末で1060億ペソに達していることを明らかにしました。4月末で93億ペソであったことから8月までの4か月間で約10倍もの貸し出しが行われたことになります。貸出増大の背景には各行の預金準備高の基準引き下げがあったようで、中央銀行は大手商業銀行に対しては預金準備率を12%に引き下げ、その他の地方銀行は3%引き下げを認めています。

 

  • 電力大手メラルコ 罰金1900億ペソ

配電最大手のメラルコはエネルギー統制委員会より、利用者に対する請求額が架空かつ過剰であったことで罰金1900億ペソの支払いを収めたことが明らかになりました。メラルコはロックダウンが厳しく、電気メーター計測が十分に行えなかった3~7月ごろの期間の請求を過去の利用者の使用実績に基づき、請求していたことが問題視されています。

 

  • 税収減少 オンラインカジノ事業者の撤退

国税局BIRではこれまで潤沢に得ていたオンラインカジノ事業者POGOからの税収が、急激に減少しているようです。新型コロナの影響で多くのPOGO事業者も営業停止となり、その間に多くの外国人就労者とりわけ中国人のビザが取り消されている他、感染が東南アジア最悪クラスで広まるフィリピンから非難のため帰国している外国人も多いようです。政府はロックダウン中も税収確保のためPOGO事業者に対し、未納の税金を納めた業者からロックダウン中の事業再開を認める声明を発表しましたが、これが影響して既に廃業となった業者も数社あり、コロナ前の登録事業者60社に対し、9月8日時点では55社に減少し、現在営業が再開できている事業者は29社に留まるようです。

 

  • 警察署長解雇 密集放置のため

フィリピン内務省はこの度、マニラ湾沿いに開放された人工ビーチにおいて人が密集している最中、管轄するエルミタ警察署が一切対処せず放置したことを問題視し、同署の警察署長が責任問題のため解任となったそうです。マニラ首都圏のマニラ湾沿いでは20日に人工ビーチが解放され、人々がSocial Distanceを忘れ密集地帯が発生していたようです。

 

本日は以上となります。完全休止状態の企業はさすがに減っていると思いますが、フル稼働している企業は皆無であると思います。