October 3, 2023

デイリーアップデート Vol. 93 7月6日

本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが陽性感染者46333名、死亡者数1303名、回復者数12185名となっています。先週金曜から7月6日月曜の午後4時にかけて約4000名が報告されました。このペースですと今週中にも東南アジア内でシンガポールの感染数を上回り第2位になる可能性が非常に高いです(現在1位はインドネシア)。また月曜日のみで2099名の感染報告がありました。4月5月ごろと比べると、1日の感染数が一桁多い勘定となります。

 

本日のニュースレターはいつもの形式から少し形を変え、お届けしていきたいと思います。6日月曜日、マニラから東京羽田空港へ帰国いたしました。今後、フィリピン国内の感染状況が落ち着くまで日本で活動させていただくこととなります。今回はフィリピンと日本の間でコロナ対策における外国人の取扱いや、実際の空港での様子をお知らせします。

 

  • 海外受け入れ状況

日本国籍を保有するものはどの地域からも帰国が許されますが、厚生労働省が各国の感染者数や蔓延具合に応じて外国人の受け入れを行わない国が指定されており、残念ながらフィリピンもそのうちの1つとして数えられています。またそれらの国や地域から帰国する日本人に対しては空港内でのPCR検査が義務付けられます。また外国人でも同様にPCRを受ければ、日本に配偶者や家族がいる永住者などに限り例外があるようです。

 

  • フィリピン国内での準備

フィリピン国内では航空機での移動に関し、現在多くの不確定要素や不明瞭な情報が散見されます。これは特に国内線において隔離措置のレベルが違うエリアへ渡航する(例:GCQのマニラからその他のMGCQのエリアへ移動など)際に、各地方自治体がそれぞれに必要条件をバラバラに設定しているためです。それが波及して国際線の場合も、同等の書類が必要ではないかといった憶測が飛び交っています。一般的にはMedical Certificate(医療証明書)、Quarantine Pass(検疫通行証)、Travel Pass(旅行証)が必要とされていました。そのため私は社で実施した医療検査をもとに医療証明書、また自分が住むバランガイにて検疫通行証を取得しました。旅行証は内容的に不要と判断しました。結論から申しますと、マニラ国際空港までの道のりや空港での検査においてこれらが求められることは一切ありませんでした。しかし、もし求められていたらそれは準備していないものの責任として扱われますので、この対応は手間も時間もかかりますがやむを得ず対応するほかないと思っていました。

 

  • マニラ国際空港まで

現在、国際線の運航は全てターミナル1に集約されています。今回利用したANAは通常、ターミナル3ですが今回は初めてターミナル1からANA機で出国することになりました。なお、7月8日から各社運行再開が増便しているためターミナル3も運営を再開するようです。空港までの道のりは、緩和されているとは言えさすがにロックダウン中なので高速道路はほぼ車両が走っておらず、渋滞なくターミナルまで到着しました。

 

  • マニラ国際空港にて

空港内に入るにはかなりの行列がありました。どうやら同じ時間帯で中国への帰国便があったためで、中国人が列をなしていました。中に入るまで軽く1時間ほどかかりそうでしたが、有料の「ポーター」というサービスを使ったので列に並ばず入れました。チェックイン開始前には空港内に到着しましたが、既にかなりの人が並んでいました。マスク着用は義務で、人によってはフェイスシールドやガウンを着る人もいました。ANAの羽田行でしたが乗客の過半数はフィリピン人または外国人の様です。トランジットのため日本に入国しない人も多くいる様でした。Social Distanceは皆さん荷物が多くプッシュカートを使っているため、図らずとも距離が保たれていました。また空港内のベンチもそれぞれ間隔を置いて座るような配慮がされていました。免税店は全て閉まっていますが、カフェなどは開いていて軽食は可能です。チェックイン後は基本的に混雑はなく搭乗まで遅れなく進みました。

 

  • 機内

隣の席との間隔をあけるなどの配慮はなく、通常通り予約されているようです。左右の席は全部埋まっていました。機内食などのサービスは通常通りですが、乗務員の方はマスクのほか手袋とフェイスシールドが義務付けられていたようです。厚生労働省規定の問診票や申告書が機内で配られます。

 

  • 羽田着陸後

着陸後、順を追って降機のため、座って待つよう指示があります。トランジットが後で日本へ入国する乗客が先に降ろされました。所定のゲートに誘導されPCR検査とその後の帰宅までの説明を受けます。ホテルを使う人は検査結果がわかるまで空港待機が求められるようで、長いと1~2日ほど空港に留まるようです。自宅に帰る場合は検査後、帰宅可能です。公共交通機関を使えないため、家族や友人などに送迎を依頼できる人のみとなります。またハイヤーサービスを行っている会社もありそれらは利用が認められますが、通常のタクシーは公共交通機関とみなされ不可です。書類の確認、PCR検査、帰宅方法の確認と帰宅後の自宅検疫の説明を受け完了となります。交通手段を自分で用意し、自宅に帰る場合で着陸後からおよそ2時間半で帰宅できました。

 

  • 帰宅後

14日間の自宅検疫が求められ、不急不要の外出は自粛が求められます。また検査結果は2日以内に連絡が無い場合は陰性で、陽性の場合は判定後すぐに連絡が来て病院へ搬送されるようです。

 

4月や5月ごろの帰国情報などと比較して、日本国内での帰国者の処理能力が格段に上がっているようです。フィリピン国内の方は不確定情報が多く、不測の事態に備え各種準備しましたが徒労に終わりました。Quarantine Passなどは取得にかなり時間がかかったので、残念ですが大きな問題なくたどり着けたので良かったというのが正直な感想です。今後、フィリピン国内の情報発信とともに、日本国内とのギャップなどこれまでと異なる視点も交えて発信できればと思っています。