October 1, 2023

デイリーアップデート Vol. 95 7月8日

本日も隔離措置の続くフィリピンの最新の情報をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが陽性感染者数50359名、死亡者数1314名、回復者数12588名となっております。ついに5万名の感染者を記録し、1日の感染者数は2539名を記録しました。連日の1000名、2000名越えといった大きな感染数増大に対し、フィリピン国内では経済よりも感染と衛生を憂慮する声が強くなっているようです。

 

【Metro Manila】

  • 経済の完全復活は不可能、大統領発言

ドテルテ大統領は経済の完全な再開は、コロナウイルス感染者を莫大させる恐れがあるとして現時点では不可能であるという考えを覗かせました。大統領はフィリピン国内は依然として、感染第1波の最中であるとし万一これから第2波のような急激な感染増大を記録した際に、政府にはそれに対応する十分な財源がないと発表しています。

 

  • 地方自治体の観光再開を非難、上院議員

上院議員のビナイ氏は一部の地方自治体がフィリピン人に限り一定の条件にて観光を再開しようとする取り組みついて非難しました。現在最も優先されるべきは人命と衛生面の強化、感染拡大の防止であり、そのために必要であれば観光の再開などは二の次であるという意見を述べています。

 

  • ジープニー再開、一部地域で

7月3日より陸運局主導の元、運営再開が許可されているジープニーですがマニラ市内で再開したジープニーの様子が写真付きで公開されました。お決まりの横並びの座席が透明のビニールのような仕切りで区切られ、一度に乗車できる人数が制限されています。

 

  • マカティ市、酒類販売禁止か

速報でマカティ市が酒類販売禁止を行う可能性があることが届きました。同市は3月から5月にかけて最も厳しいロックダウンECQが行われていた期間中も酒類の販売禁止(リカーバン)は行っていない市自治体でした。リカーバンは行うことで、市民同士の集合や集会を減らす効果があるとされていますが、実際の感染とは無関係であることも指摘されています。

 

本日は以上となります。個人的な意見ですが、仮にジープニーが運転再開されたとしても、最も利用したくない交通機関だと思っています。座席を仕切ったところで非常に狭い密接空間であることには変わりなく、また乗客が次から次へ入れ替わる乗車スタイルは結局不特定多数の人間が入れ変わっているだけだからです。大統領がメディア各社に伝えているように財源も切迫していることは明白で、経済を再開した結果、感染拡大し財源も底を尽きるという最悪のシナリオを想定しているようです。そのため、感染が拡大する前に(財源があるうちに)経済を止めてでも、もう一度感染のコントロールを徹底しようという考えも浮上しているようです。すなわちロックダウンECQの再実施です。一方で人通りの少ない道でマスクを外して歩く開放的な日本の姿を見ると、なんだか安堵と困惑する気分でした。