本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。
まず本日の感染者数ですが陽性感染者数6981名、死亡者数462名、回復者数722名となっています。新規感染者が277名昨日から増えました。
【Metro Manila】
本日決定、ECQの今後
4月23日午後6時にドテルテ大統領は各省庁の作業部隊との会議を開き、今後の隔離措置(ECQ)の対応を最終決定します。
なおこの記事を書いている今現在(23日午後6時)ではまだ発表がなされていません。隔離を4月30日以降も継続するのか、何らかの変更があるのか、本日中に発表されることとなりルソン島全土約5700万人の人々に影響を及ぼします。
公共交通機関再開に向け協議
フィリピン運輸相は30日の隔離期間後、公共交通機関の一部再開について20日に行われた各省庁間の協議で議論したそうです。対象として考えられているのはバスや鉄道などで、ジープニーやトライシクルといった密接空間を生みやすい交通手段は難しいようです。定員を30%で運行するなどが条件として考えられているようです。
生活支援、企業支援など法案を起草
フィリピン下院で総額6130億ペソの支援策が起草されているそうです。失業者に対し賃金の25~75%程度を補助するほか、自営業者には最低賃金の75%の助成を検討しているようです。またOFW出稼ぎ労働者にも助成金の割り当てを検討しており、企業支援には1500億ペソを財源とする法案とのことです。
新学期開始、8月に延期案
教育相はコロナウイルスの感染拡大を防止するため、通常6月から始まる新学期を8月からに移行することを検討しているそうです。医療専門家の意見を取り入れながら最終決定していくようです。仮に新学期が8月からとなると、従来の教育スケジュールをこなしていくために土曜日の自宅学習を課すなどの対策が講じられることとなりそうです。また地域によってはテレビやラジオなどを介し授業を行う可能性もあるようです。
【Cebu Mactan】
マンダウエ市、仮設隔離施設完成間近
マンダウエ市ではコロナウイルスの軽症、無症状陽性患者を隔離するための仮設施設を作成中で75%ほどの完成度になるようです。早ければ翌月曜日の4月27日にも運営が開始される見込みです。
各地の検問所、対応強化
セブ州各地のチェックポイント(検問所)では各市の対応で通行のチェックが厳密化されております。マクタン島とセブ本土を結ぶ2本の橋も本日より警察によるより厳しいチェックが行われ事実上通行不可となるほか、マンダウエ市とセブ市の境界線の検問体制が強化された様子などがSNS上で多くアップされています。
ラプラプ市、2名新規感染
ラプラプ市では本日、新規で2名の感染が認められたそうです。セブ州全体では343名の感染者数となり142例が新規の報告となるそうです。
本日は以上となります。このニュースレターを書いている最中に大統領が最終決定のための各作業部隊との会議を実施していることとなります。
今後の感染状況、フィリピン経済へ大きく影響することは間違いなくその発表に注目していきますが、どのような決定になっても従うほかないというのも事実です。またこの決定が今後、セブ州での各市長たちの決定に大きな影響を及ぼすことは間違いありません。
本日お昼ごろ、3月20日以降からのアップデートのためオーナー様向けにFacebookのオーナーズ倶楽部ページにてLive配信しております。
見逃した方は下記URLから動画をご確認いただけます。
本日は平均気温が2020年最高の35度を記録したそうです。最も高い地域は39度にも及んだそうです。しかしながら今後、まだまだ気温は上昇し地域によっては40度を超えるところも出るそうです。素晴らしい日差しを家から眺める日々が続いています。
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