June 25, 2024

デイリーニュース Vol. 41 4月24日

本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。まず本日の感染者数ですが陽性感染者数7192名、死亡者数477名、回復者数762名となっております

本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。まず本日の感染者数ですが陽性感染者数7192名、死亡者数477名、回復者数762名となっております。昨日から感染者が211名増加致しました。

【Metro Manila】

隔離措置延長決定、5月15日まで
連日注目しておりました4月30日以降の隔離措置(Enhanced Community Quarantine:ECQ)の5月15日までの延長が今朝8時の報道にて大統領より発表されました。当初、23日中の発表を予定しておりましたが、最終決断に困難を極めたため急遽予定を変更し今朝8時に延長という決断が発表されました。

様々な憶測や提言が飛び交っていましたが、最終的には5月15日まで延長という判断になります。対象エリアは現在のルソン島全土から感染の多いエリアを限定的に取り上げ、それらの地域でEnhanced Community Quarantine(ECQ、強化された隔離措置)が継続されます。一方その他の対象外地域もGeneral Community Quarantine(一般的隔離措置)が実施され、いずれも行動制限や就業制限は行われます。ECQが継続されるのはMetro Manila首都圏を中心に南部のCalabarzon地域、そして北部のCentral Luzon地域となっており、実質的にほとんどのルソン島のエリアはこれまで同様、ECQが継続するということになります。

また大統領はその他の地域でも感染が多いエリアを実名で発表しECQの継続を推奨しました。その中にはフィリピン中央部のビザヤ地方セブ市やミンダナオ地方のダバオ市などが含まれます。

ECQの継続とその他のエリア
ルソン島の多くのエリアで強化された隔離措置ECQが継続されますが、少数のエリア(北端部など)はその対象外となります。5月1日以降それらのエリアでは限定的に経済活動や人の交流が再開されるものと思われますが、現時点では厳密なガイドラインはなく公共交通機関の運行や各社の運営に関する注意点、要点など今後の対応が疑問視されます。

世界銀行、フィリピンへ追加融資1億ドル
世界銀行は23日にフィリピン政府のコロナウイルス感染対策支援のため1億ドルの融資を追加で行うことを決定したそうです。世界銀行は今月初めに既に5億ドルの融資を承認しており、それに続く追加融資となります。これらの資金は保健省管轄の緊急対応プロジェクトの支援などに充当されるそうです。

ケソン市で警官発砲
マニラ首都圏北部のケソン市で検問所を訪れた市民が警察官に威圧的な態度をとり、警官が帰宅を促すもトラブルとなっていたようです。

市民がカバンから拳銃のようなものを取り出すそぶりを見せたため警察官が発砲、市民は直ちに病院へ運ばれましたがその後亡くなったそうです。国家警察の発表では自己防衛のため発砲したとのことです。亡くなった市民は元フィリピン軍人で精神的に不安定な状況であったことが報告されています。

海外出稼ぎ労働者からの送金額、20%減少予定
世界銀行によるとフィリピン出稼ぎ労働者(OFW)による本国への送金額が、2020年に少なくとも前年から20%減少するとの見通しが発表されたそうです。OFWからの国際送金は毎年GDPに10%近くにも及びフィリピンの主要な歳入の一つとなっています。

【Cebu Mactan】

セブ市、および周辺都市、ECQ延長推奨エリア
本日24日午前8時の大統領の発表により5月15日まで延長の決まった隔離措置ECQですが、首都圏のほかにいくつかの感染数の多い都市が同じく延長を推奨されており、ビサヤ地方ではセブ州とその周辺(Cebu Province)が該当しました。セブ市では今週に入り一部のバランガイなどからクラスター的な発症拡大を認めており、感染数が急増しております。

ラプラプ市、ECQ延長決定
ラプラプ市では本日の大統領のECQ延長発表を受けて、同市も同じく5月15日までECQを延長することを決定いたしました。同市は中央政府発表のECQ延長推奨都市には含まれておりませんでしたが、近隣のセブ市がそれに含まれていることや、ラプラプ市でも感染が近ごろ増加傾向にあるため独自に決定したようです。

刑務所での感染急増
常態的に密度の高いフィリピン国内の刑務所ですが、その内部でコロナウイルスの感染が広がり始めているようです。約6000人が収容されるセブ州の刑務所では既に120名の感染が確認されており、うち1名の死亡者が出ています。全国の刑務所の収容可能人数は2万3000人程度といわれておりますが、対する実際の収容人数は14万人以上といわれており感染を誘発してしまう環境となっている可能性があります。

セブ州感染者数
セブ州では現在370名の陽性感染者が認められており、本日セブ市で新たに20名の感染者が報告されるほか、少数ながらラプラプ市でも感染が報告されているようです。

本日は以上となります。結果的にマニラ首都圏を含むほとんどの中心エリアで隔離措置の継続が発表されたこととなります。本日マカティで外出した際には、普段より交通量が多く延長された外出制限に備え多くの人々が買い出しに出ているのではないかと感じました。一方で多くの経済的なダメージを予測する発表や実際に既に観測されている数値など今後の経済活動への影響が大きく懸念されます。これらに関しまして、日本とフィリピンの比較などを交えながら我々の方で動画をまとめましたのでそちらもご確認ください。

動画