April 16, 2024

デイリーニュース Vol. 71 6月1日

本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。まず本日の感染者数ですが昨日午後8時の段階で陽性感染者数18086名、死亡者数957名、回復者数3909名となっています。週末の2日間で1462名感染が報告されています。保健省によると過去報告されていなかったデータの洗い出しを行っているため、数値が上昇しているが実際の当日あたりの感染者数ではないとのことです。

本日も隔離措置の続くここフィリピンより最新の情報をお知らせいたします。まず本日の感染者数ですが昨日午後8時の段階で陽性感染者数18086名、死亡者数957名、回復者数3909名となっています。週末の2日間で1462名感染が報告されています。保健省によると過去報告されていなかったデータの洗い出しを行っているため、数値が上昇しているが実際の当日あたりの感染者数ではないとのことです。

【Metro Manila】

  • GCQ開始、各市民の懸念

本日6月1日よりマニラ首都圏では隔離状況がさらに緩和され、一般隔離GCQへ移行しました。公共交通機関の一部運行も再開されるという事前情報から多くの人の移動が生じるのではないかと懸念の声も上がっており、今朝の動きに注目が集まりました。事前の情報としては、市民の足として最も利用頻度の高いジープニーとトライシクルは依然禁止、バスや電車は乗車率50%未満で運行可能、その他に各社が自社手配するシャトルバスなどが可能とされていました。多くの市民は2か月以上の自宅待機後で職場復帰を切望する中、そもそもの社会問題である渋滞への懸念や多くの人々が一同に集まりやすい交通機関での感染リスクに対する不安感、限られた交通機械のため乗車料金の高騰などを懸念する声が多く挙げられています。

  • 運営側、乗客に理解を求める

多くの市民が交通機関での出勤を求める一方で、各交通機関の運営者はその対応に追われる日々が続きます。政府は運行を許可するも100%の運営は行えず乗車には非常に長い待ち時間を要することや、衛生面の配慮のため乗車前に適宜清掃が必要なため乗客に大きな理解を求める必要があります。

  • 各交通機関の動き

メトロマニラ内を運行する各鉄道は国の方針では最大で50%までの乗車率で運行可能ですが、今朝の報道では10~12%の乗車率に制限して運行が再開されたようです。また長距離バスの多くが通行するエドサ大通りでは乗車用のバス停が4か所のみに制限されたようです。タクシーやグラブカーなどの個人ハイヤーも運行が許可されアプリも起動していましたが、実際に利用した人々によると各地方までネットワークが届いておらず、道行くタクシーも見当たらない状況が続いています。

  • 出稼ぎ労働者の帰国時プロトコル変更

現在も多くの帰国が続いているフィリピン人出稼ぎ労働者ですが、本日から開始したGCQにおいてマニラ国際空港到着後、直ちにPCR検査を受けそのまま自宅に帰宅できるよう手続きが変更されました。これまでは自動的に近隣の指定ホテルで14日間の自主隔離が要請されていました。メトロマニラ内の自宅へ帰宅する人に限り、家族の送迎など自身の交通手段を用意することで帰宅が認められます。なおメトロマニラ以外の自宅は許されず、これまで同様ホテルで14日間の自主隔離が求められるそうです。

  • 政府の国際金融機関からの融資承認

フィリピン政府は先週までにアジアインフラ投資銀行(AIIB)から約7.5億米ドルの融資承認を取り付けたと発表いたしました。AIIBが融資承認するのはこれで2度目になります。フィリピンはロックダウン後、既に世界銀行やアジア開発銀行などからも融資の承認を受けており5月中旬時点での海外の金融機関からの融資は既に総額50億ドルに及ぶようです。

【Cebu Mactan】

  • セブ市GCQ初日、新規感染数45名

マニラ首都圏同様にセブ市も本日より一般隔離GCQへと移行しました。初日となる本日の新規陽性感染数は45名が報告されたそうです。セブ市長はGCQによる隔離緩和と多くの企業での運営再開が許可される一方で、市民は依然自宅に待機し不必要な外出を控える必要があることを改めて強調しました。

  • マンダウエ市、行政命令発布

セブ市同様、先週までの強化された隔離措置ECQから一気にGCQへと緩和されるマンダウエ市では市長より行政命令が発表されました。その中では依然として外出が特定の人を除き禁止されていることが強調され、仕事に行く人や生活必需品の購入のみが許可されると記載されています。また仕事に出る場合は企業から与えられている社員証などの携行が義務付けられます。公共交通機関は運行しますが首都圏同様に制限がかかっています。

  • セブ3都市、通行証継続

セブ州全土で開始された一般隔離GCQですが、3都市と言われるセブ市、マンダウエ市、ラプラプ市では生活必需品の購入に際し継続して通行証(Quarantine Pass)を携行するよう求めました。各市とも感染対策への危機感を緩めないよう注意喚起しています。一方で就業のため出かける場合に限り、社員証が通行証の代わりとして求められるようです。

本日は以上となりました。毎度のように隔離状況の変化とともに大きな懸念と不確定要素とともに1日目が始まりました。当初期待された公共交通機関もやはり運営側に限界があるのか、実際に期待される以下の運行状況であったようです。弊社でも今週から新たに出勤を要請した従業員が、結果的にバスに乗れないなどの理由で出勤できない者がいました。今週いっぱいは交通機関の復旧具合も見守る必要がありそうです。実際、私も外を歩きましたがタクシーはまだ全く運行していないようで1台も見かけることはありませんでした。運営側には相当な準備とプレッシャーがかかっていることでしょう。また実際に交通機関がまずは50%まで復行してきたとして、各企業も運営に際する準備と感染予防が求められ一概にすんなりと運営が再開できない現状が目の当たりした形となります。