2021-1-13(data:12日0:00時点)
今日の感染者に関する情報をお届けしていきたいと思います。
まずは、陽性者数/退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数から見ていきましょう。
日本は3日連続の新規感染者数減少となっています。加えてフィリピンも昨日の2千人超えは一時的なものだったようで上昇率が戻りました。
フィリピンの今日の感染者数は1,522人と1週間ぶりの大幅減となりました。
日本は3連休で検査件数が減った分、今日明日の数値は落ち着いて見えるかと思いますがあさって以降の数値は再び上昇を見せるものと思われます。
治療者の増加は両国共に年末年始のピークを抜けたからなのか徐々に増加の勢いも弱まってきています。
それにしても、年末年始の日本の感染者の増加度具合は危機意識の薄さを感じますよね。自分のためだけではなく、他人のためにも警戒を強めて歩幅を合わせていきたいものです。
そして、フィリピンの死者数の数値が今日はとても異常なことになっています。
以前からお伝えしているように、フィリピンのデータはフィリピンの保健省(DOH)が公表しているものを使用しています。そして、昨年末にはデータが正確に送られてこないことから研究所をライセンスを停止するという事態にもなっていました。
国の機関であるDOHから正確な情報を発信できなければ、他に情報を取り扱える機関はないので行きつく先がありません。
ですが、正確性に欠けると国民からの信頼が薄まります。薄まってしまうといろいろな面で動きが取れなくなってしまうこともあります。
このようなフィリピンの状況と比べると日本の厚生労働省の公表している数値には信頼から基づく正確性があります。
政府への信頼はあらゆるところに気が付かぬうちに影響が生まれる歴史があります。
COVID-19への政府の迅速性や対応に対して国民が不信感を抱いている国もすでにあります。
COVID-19後の世界はどれほど変化するのでしょうか。
さて、次回Part.29では1月13日の最新データなどの情報をお届けしていきたいと思います。
それではまた、次回〉〉〉
参考:厚生労働省「国内発生状況など」
東洋経済オンライン「国内感染状況」
department of health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19)」
Part.63 18万人医療機関パンクのフィリピンと増加始まった日本
Part.62 加速するフィリピンと熱帯びる日本
Part.61 治療者13万人成す術なしフィリピンと宣言解除で増加日本