October 3, 2023

フィリピンと日本COVID-19比較 Part.34

2021-1-19(data:18日0:00時点)

今日もCOVID-19に関する情報をお届けしていきたいと思います。

18日0:00時点の数字なので、17日(日)のデータになるわけですが、日本のPCR検査の件数が1万6千件と減少。15日(金)には7万人も検査を受けていますが、16日(土)4万5千人も含めて土日検査避けがあるように見えます。フィリピンも同じ状況にあります。

陽性者の増加数のグラフが山あり谷ありになるのはこういったものも関係しています。
それでは、陽性者数/退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数から見ていきましょう。

フィリピンの年末の減少はどこへ行ってしまったのか、1日の感染者数が2千人前後に戻ってしまいました。これにより、平均感染者数は1,857人/週 に上昇しています。

日本は年始の休み明け以降5千人以上の感染者が継続して確認されていて平均感染者数5,840人/週 となりましたが、順応は早く既に5千人超えも日常と化しました。

フィリピンの今日の数値ですが、DOHからの発表によると期限までに報告しなかった4つの研究所の報告が含まれていないとか。となると、再び退院者が少なく治療者が増えた今日の数値ですが「見えない患者」がいるということになります。

観測を始めてからフィリピンの治療者が3万人を超えたことはありませんが、修正された数値と明日以降の数値が合わさると3万人に達するのもそう遠くはないのかもしれません。

日本は今年に入ってから回復率が5ポイントダウンとなり、厳しい状況を示しています。
治療者も明日には7万人に到達するでしょう。
今週半ばには検査件数が減少したことで減少を見せるものと思われますが気を緩めないことが大切です。

フィリピンの合計死者数は9,909人となり、1日の死者数に差がありすぎるので先が読みにくいですが、今月中にも1万人に到達する可能性が大きいです。感染者50万人に対して死者1万人。フィリピンでのCOVID-19による死亡率は今現在2%となります。

対する日本は感染者数32万人に対して4,500人の死者で死亡率1.4%でフィリピンよりは死亡率は低水準にあります。
しかし感染拡大と重傷者の増加が進む現在、状況は芳しくありません。

ワクチンの効果が期待されています。

さて、次回Part.35では1月19日の最新データなどの情報をお届けしていきたいと思います。

それではまた、次回〉〉〉

参考:厚生労働省「国内発生状況など」
東洋経済オンライン「国内感染状況」
department of health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19)」