自分の生まれ故郷に人は少なからず愛着を持ち、何か人に誇れるところを探してしまうものだと思います。世界で色々な国に行きましたが、やはり当地の人はその国に誇りを持っていると感じることがありました。
さて今回見つけた米国調査会社が発表した法秩序指数調査、簡単に言うと自分の国の治安が良いと感じるかどうかでフィリピンは何とトップ50位以内の国にランクイン!つまりフィリピン人の皆さんはフィリピン国内の治安に関してかなり満足度が高いようです。
フィリピンに住む外国人としては、、2015年頃より治安改善しているのは間違いないです。ですが今回のコロナにおけるロックダウン(今もやんわり継続中)で人影のいなくなったオフィス街を軍服してライフル構えた軍人が闊歩するシーン、私はこの記事を読んだときに真っ先に思い出したのはこの風景でした。
思えば現職大統領が就任した2016年から治安改善は著しいといわれる一方で、大統領が打ち出したいわゆる「ドラッグ戦争」は国際社会では相当な物議をかもしたようで、全くフィリピンとかかわりのない日本人知人と話す時でたまに話題にあがるほど。一方で国内では依然、根強い支持が続いているようです。ですが果たしてこれを治安と呼ぶか、、疑問に感じます。
自国を愛する気持ちが治安が良いということを認識したがっているのか、はたまた自尊心か、他国を知らない無知なのか、何とも気になる調査結果でした。
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