June 14, 2024

南国生活で培われた「寛容」な姿勢

コロナを始めとする様々なニュースであふれる日本のメディアからの情報配信ですが、そのうちの一つのトピックとして5Gという通信網が挙げられると思います。

専門家ではないため具体的にどのような技術かを詳しく説明することはできませんが、簡単に言ってしまうとこれまで「以上」に早いインターネットの通信速度が実現し、より便利な世の中が訪れることは間違いないようです。ですがそのためには通信インフラの新設は通信各社はまず基地局の拡充と整備が求められるほか、携帯製造を行う各メーカーは5G対応の機種の生産が今後の新機種にはマストです。

新技術の開発と流通は促進すべき重要事項である一方、20代の半分以上を南国で生活してきた私にとっては非常に興味の薄いトピックとなります…なぜか??

5Gに関する日本国内の記事を拝見するたびに「4Gも結構早いよね…」と感じてしまうのです。日本に帰国してわたしが使う携帯キャリアは大手通信会社の提供するいわゆる格安シムというやつで、携帯機種はIphone8、たしか2017年ごろに発売された大して新しくもなく、古すぎもしないもの。しかも中古で買いました。

これがびっくりするほど通信速度が速くて、通話もスムーズなんですよね。地下鉄の中でも十分に動画コンテンツが展開できます。ちなみに南国生活を送るフィリピンで私が使う通信会社は国内の最大手Globeで日本で言えばKDDI社やソフトバンク社といった国内最大級のキャリア、つまりフィリピン国内では「一番つながる」通信会社の一つなわけです。通信網はもちろん4G。こちらは平時であれば速度は十分で動画もばっちり。残念ながらフィリピンには地下鉄がないので比較できませんが、例えばスコールや台風などの異常気象の際は通信が妨げられる感覚は否めません。「しょうがないよね、台風だから」。状況にもよりますが大体は納得するしかないのです。泣いてもわめいても変わらないよ、雨はいずれは止まるから、、という感覚でしょうか?(笑)

日本に帰るといろいろな寛容でないところに目が向きます。そんなに慌ててどうするのか?何にそんなに憤るのか?逆にサービス提供側には不寛容に対する過剰な「恐れ=腫物扱うような丁寧さ」が妙に不格好に感じることもあったりします。

心地よい丁寧さだなと感じることもあれば、行き過ぎた丁寧さに不気味に感じることもあります。これが日本国内で生きることなのだなと思ったりします。

こんな寒い日には常夏の気候が恋しく思います。日本人にも旅行と言わず、一度は海外で生活するような移住体験は今後必要な経験値の一つになってくるのかもしれないと感じました。日本の常識は世界の非常識、その感覚の一端でも持つことは今後の世界で生きていくうえで必要な認識なのかもしれません。