2021-2-15(data:15日0:00時点)
今週もフィリピンの数値が何箇所か修正分が加わったようです。
提出に遅れのあった施設の権利を撤回したはずなのに、一向になくならない修正…。
生の数値を欲しているはずの国民にとっても辛い現状が続きます。
それでは今日も感染者の推移を見ていきましょう。
日本は2ヶ月で20万人を超える陽性者を記録しました。対するフィリピンは、ほぼ10万人。
新規の感染者数においては倍数という結果で明暗の差です。
ですが最近では日本の感染者の増加は落ち着き、この1週間の平均陽性者数は1,539人にまで減少しました。一時期6千人、5千人を超えていたのが嘘だったかのように1ヶ月でここまで減少しました。
日本とは異なり、陽性者の急増こそしなかったフィリピンではありますが現在も一定の感染者を観測し続けており大きな変動はありません。
2月3日〜10日は他週に比べ若干陽性者が減少していましたが、10日以降は減少傾向をかき戻した結果になります。
そして数値の修正が入った治療者数になります。
今回の修正で3度目となる1万人を超える修正を出したフィリピン。
しかし、修正後1日で既に急角度で上昇しています。
比べて日本は2月に入ってからは安定の減少を見せています。陽性者の増加も落ち着いたため、このまま医療従事者のワクチン接種まで持ち堪えられるかもしれません。
今後再びの爆増が襲わないことを祈り、感染予防対策に講じるしかありませんね。
また、死者数ですが前回のコラムと比べてフィリピンでは再び不可解な数値が記録されています。
なんと、死者2人。
これが実数だというのならば受け入れますが、2021年のフィリピンの死者数は不可思議な動きを見せています。
一定の数値を持つものではありませんが、COVID-19には既に致死率があるため特定の種類の数値によって最低数の死者は発生するものです。
この動きは、何らかの遅れの影響出なければ、幸か不幸かは分かりませんが何かの前触れになるのかもしれませんね。
ただ、フィリピンの動きを追うように日本でも急激に減少しています。
ウイルスのゲノム構造に何らかの変化が発生したのか、たまたま減少しただけなのか。
突如として出現したウイルスはまだまだ闇に包まれたままのようです。
さて、次回Part.47は2月17日分までの集計の結果となります。
ゲノム構造に変化が起きるなら感染力や致死率の高い変異体ではなく、危険性が極めて低くなった変異体や感染力が低下した衰退した変異体とかの方が人類としては嬉しいのですが…
選べないですもんね。
それではまた、次回〉〉〉
参考:厚生労働省「国内発生状況など」
department of health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19)」
Part.63 18万人医療機関パンクのフィリピンと増加始まった日本
Part.62 加速するフィリピンと熱帯びる日本
Part.61 治療者13万人成す術なしフィリピンと宣言解除で増加日本