2021-3-2(data:3月1日0:00時点)
フィリピン、やっとワクチンの接種が開始されましたね。
しかし、もう一歩早ければ現在の感染拡大を少しでも防ぐことが出来たのかもしれない。
それでは本日も感染者の推移を見ていきましょう。
前回のコラムで不穏な動きを見せていたフィリピンですが、やはり増加の傾向だったようです。
現地では各機関が注意喚起を促しており、この時期になってからの急増は避けたいところ。ワクチンの普及まで息を殺す必要がありそうです。
日本は若干の増加が見られますが、ここまで落ち着いてきているのでもはや然程気になりません。
COVID-19が生活の中に自然と潜むようになりましたが、現在日本で多くの人が悩まされているのはCOVIDではなく、花粉なのだとか。
薬局などではタイレノールやうがい薬が売れていたのが一昔前のように、今ではアレグラやクラリチンなどのアレルギー性鼻炎薬の方が売れています。
こうした意識の移行が再びの増加に繋がらないように願うばかりです。
日本の治療者の増減は完全に落ち着きました。
それでも新規陽性者数の半数〜1/3は入れ替わりで退院されているので、こちらも順調と言えるでしょう。
そして、順調とはいえないフィリピンですね。
今週も修正が入りましたが、退院者の修正が9,400人で治療者の修正は7,300人で何とか治療者3万人を下回ったものの、1日で2千人ほど治療が必要となり、今日現在で31,708人の治療者がいます。
雲行きが怪しいどころではないですね、メトロ・マニラでは病床数的にはまだ少し余裕があるようですが危険な状態が継続されています。
死者数はフィリピン・日本ともに減少中。
両国とも1日の死者数が50人を下回っていますが、陽性者・治療者増加中のフィリピンは今後の増加が予想できてしまうので何とも言えません。
日本は新規陽性者も1日千人前後というところまで治り、治療者も順調にいけば春の間に1万人を切ることも不可能ではありません。
ワクチン接種も順調に進行しているようで、治ってきたあたりで一般への接種が開始されるというのが理想のコースです。
さて、次回Part.53は3月3日分までの集計の結果となります。
でも一般へのワクチン接種が開始されても、いくら昔と比べてあんなに細い針になったとはいえ、NEWSで見ると細長く、、、、注射されるのを想像しただけでゾワっとしてしまいます。密かに注射針以外の接種方法を求める気弱なSAMURAIです。現場からは以上です‼︎
それではまた、次回〉〉〉
参考:厚生労働省「国内発生状況など」
department of health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19)」
Part.63 18万人医療機関パンクのフィリピンと増加始まった日本
Part.62 加速するフィリピンと熱帯びる日本
Part.61 治療者13万人成す術なしフィリピンと宣言解除で増加日本