2021-3-29(data:3月28日0:00時点)
フィリピンではロックダウンが強化されるなど様々な動きが出ています。感染者の急増に伴う治療者の増加に医療機関が大打撃を受けており、対応に追われている模様です。
日本も落ち着きは隠れ増加傾向にあります。
それでは本日も感染者の動きを見ていきましょう。
フィリピンの新規感染者数が3日連続で9千人を超え、ついに総数は72万人に。勢いはまだまだ衰えそうにありません。
また、陽性者と退院者のグラフが大きく離れており、状況の悪化が示されています。
日本も感染者が増加し、2千人を超える日もまた出てきました。
1都3県の緊急事態宣言は解除されましたが、地方でも若干の増加傾向が見られ各自治体は迅速に陽性を出すなどして対応していますが足を引っ張る形で1都3県の感染者は増加しています。
フィリピンの治療者のこの傾き…。
集計が修正されてもなお、10万人を超える治療者がいることには驚きを隠せません。
これにより医療崩壊は進み、既にピンは抜かれているのであとは待つだけの状態まで追い込まれています。
退院者は少なく、回復率もどんどんと低下しています。
今回の規制強化で効果が見られないようならば、内側から崩壊していく形になります。
日本も感染者の増加を受けて治療者数も増加。
しかし、回復率も高水準でピーク時の影は隠れましたが街中では外出の傾向が強く出ており警戒心の緩みがうかがえます。
さて、次回Part.61は3月31日分までの集計の結果となります。
フィリピンの各地で動きが大きくあり、ニュースを整理するのもあたふたする事態に。
今後も新ニュースにかじりついていきます!!
それではまた、次回〉〉〉
参考:厚生労働省「国内発生状況など」
Department of Health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19)」
Part.63 18万人医療機関パンクのフィリピンと増加始まった日本
Part.62 加速するフィリピンと熱帯びる日本
Part.61 治療者13万人成す術なしフィリピンと宣言解除で増加日本