2021-4-5(data:4月4日0:00時点)
フィリピンの増加は止まらず、ロックダウンは延長となり、日本でも地方を初めに再びじわじわと熱を帯びています。
それでは本日も感染者の動きを見ていきましょう。
ロックダウンの手遅れ感否めず、感染者数80万人が目前に迫る状況となりました。
たった2週間ほどで10万人もの感染者が観測されました。
勢いは止まらず、4日に緩和されるはずだったロックダウンは取り急ぎ1週間延長されることとなり、ネット上では政府への信頼度の低下が一部見受けられます。
また、日本も同様にこの2週間で感染者の増加が見られており、ワクチン効果の弱体化をさせる変異体も既に国内で100件以上確認されており、再び警戒が必要になります。
また、フィリピンでは治療者も増加をし続け当初のロックダウンの目的の一つである医療機関の負荷の削減はなされませんでした。
反対に減少せず増加の一方となり、医療機関から出る報道はどれも頭が痛いものばかり。
医療体制の改善はまだ程遠く、混乱は続く模様です。
日本は陽性者の増加に反して治療者の増加は現在微増傾向ですが、回復率はまだ維持ができており、陽性者の増加スピードには対応ができている範囲だということが伺えます。
さて、次回Part.63は4月7日分までの集計の結果となります。
両国ともに2021年になり、解決へ進むかと思われていましたが混乱はまだまだ続きそうです。
それではまた、次回〉〉〉
参考:厚生労働省「国内発生状況など」
Department of Health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19)」
Part.63 18万人医療機関パンクのフィリピンと増加始まった日本
Part.61 治療者13万人成す術なしフィリピンと宣言解除で増加日本
Part.60 手に負えずロックダウン強化フィリピンと増加見られる日本