2021-2-8(data:7日0:00時点)
2週続けて修正により1万人以上の退院者が記録されたフィリピン。
退院者のグラフは階段のような線を描いています。
それでは修正されたフィリピンの数値に注目しながら見ていきましょう。
フィリピンの7日の陽性者数が約1,800人。日本が約2,300人と広がっていた差は、日本の陽性者の減少とフィリピンの変わらない陽性者数によって500人にまで縮まりました
しかし、フィリピンが修正によって11,300人ほど上方修正されましたが、それでも日本の回復の勢いには追い付きません。
これにより両国の治療者数はぐっと狭まり今後の衝突が予想されます。
日本は3日で7千人の感染者が出ていますが、1万人の退院者がいるので1日1,000人ほど治療者が減少しています。
対するフィリピンでは、3日で5,600人ほどの感染者が出ていますが退院者は換算すると3日で5,300人。
大雑把な計算ですが、それでもフィリピンでは1日3百人治療者が増えていっていることになります。
1万人という数字に惑わされそうになりますが、本質は異なるのです。
しかし、日本の治療者の減少の陰には多くの死者もいました。5日で544人の方が亡くなり、週を跨ぐごとに死者数が増加し記録も塗り替えられていきます。
気になるのは今年に入ってから変わらずフィリピンの死者数が上昇している件です。
長く病床につくと免疫力が低下するとよく言われるものですが、その類なのでしょうか。
ワクチン接種が見に迫るほど良くないニュースが飛び込んできています。
日本でもフィリピンでも未だにワクチンへの認識は低く、専門的な知識も有するため早急な簡易化された情報の供給が求められます。
さて、次回Part.44は2月10日分までの集計の結果となります。
日本の治療者はフィリピンを下回るのでしょうか。
それではまた、次回〉〉〉
参考:厚生労働省「国内発生状況など」
department of health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19)」
Part.63 18万人医療機関パンクのフィリピンと増加始まった日本
Part.62 加速するフィリピンと熱帯びる日本
Part.61 治療者13万人成す術なしフィリピンと宣言解除で増加日本