June 14, 2024

アメリカ フィリピン外交 精密誘導兵器譲渡

フィリピン国内の米軍基地に対し「訪問的地位協定」の一方的な破棄を検討しているフィリピン政府に対し、米大統領補佐官から18億7000万円相当の精密誘導兵器が譲渡されたことが発表されました。

中国との領有権問題を有するフィリピンですが、一方で経済的特にコロナ関連の支援を中国から取り付けようと歩み寄りを見せているフィリピンです。米国として中国けん制の動きも兼ね、フィリピンとの関係構築のための動きとみられています。

先日の米大統領選で当選確実となっているバイデン氏に対しフィリピン政府は好意的なメッセージを送っています。

 

以下、NNAより抜粋

米が比に精密兵器譲渡、地位協定つなぎとめか

【マニラ共同】オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、訪問先のフィリピン・マニラでロクシン外相と会談し、精密誘導兵器を譲渡した。フィリピン政府は同国内での米軍の活動を可能にする「訪問軍地位協定」を破棄するかどうかの検討を続けており、つなぎとめる狙いとみられる。

フィリピン外務省によると、譲渡された兵器は約1,800万ドル(約18億7,000万円)相当で、南部ミンダナオ島で活動するイスラム過激派対策に使う。ドゥテルテ大統領とトランプ米大統領が4月の電話会談で譲渡に合意していた。

オブライエン氏は譲渡式典で、南シナ海の天然資源に関し「フィリピンより大国だからというだけで奪い取るのは間違っている。われわれはフィリピンを支持する」と述べ、中国をけん制した。