June 14, 2024

マカティ市 住宅価格と賃貸価格ともに低迷

フィリピンの主要な経済圏として有名なマカティ市ですが特に中心部のCBDでは主要な住民ともいえる外国人が、軒並み退去して自国へ退避する事例が多発しています。結果、空室率の増大はやむを得ないでしょう。

一般に空室率の増加は賃料の低下を招き、賃料はそのまま物件の価値すなわち住宅価格に直結します。今回賃料の低下と住宅価格の低迷といったマクロな指標も、日々のミクロな賃貸活動に紐づいて結果として現れてきているという印象です。

 

以下、NNAより抜粋

住宅価格と賃貸料、マカティ市は低迷も

中国の海外不動産情報サイト大手居外網(Juwai.com)などを運営するジュワイIQIによると、新型コロナウイルスの影響などで、フィリピンのマニラ首都圏マカティ市で2021年も不動産市場の低迷が続くと予想している。20日付ビジネスワールドが伝えた。

フィリピンの不動産販売192社へのアンケートを実施し、20年10~12月期の住宅市場の動向に関するリポートをまとめた。マカティ市の住宅価格を見ると、21年7~9月期までに前年同期比2.3%下落すると予測。22年7~9月期までには回復するものの、上昇率は14.8%と、全国平均を下回るとみている。

住宅の賃料については、21年7~9月期までに6.6%下落すると予測。22年7~9月期までには12.3%上昇すると見込んでいる。

マカティ市では18年までの9年間で中央商業地区(CBD)の住宅価格が2.3倍近く上昇し、高値への警戒感が出ていると指摘。新型コロナの感染拡大の影響で、外国人による購入が減っていることも回復が遅れる要因になると分析している。

一方、全国を見ると、住宅価格は21年7~9月期までに2.3%上昇し、22年7~9月期までには16.9%に上昇する見込み。住宅の賃料についても、全国では21年7~9月期までに1.9%、22年7~9月期までに13.2%上昇すると予測した。