October 1, 2023

マニラ首都圏 GCQ 継続 セブ市は修正 ECQ に緩和:7 月31日まで

<新防疫区分、マニラ首都圏 GCQ 据え置き>
セブ市は修正 ECQ に緩和:7 月末までの措置
フィリピン政府通信社によると、ドゥテルテ大統領は 7 月 15 日夜、防疫措置の新たな分類を発表した。国内で唯一最も厳
しい「強化されたコミュニティー隔離(ECQ)」下にあったセブ市は 7 月 16 日から 31 日まで修正版 ECQ(MECQ)に緩和さ
れ、マニラ首都圏(NCR)は「一般的コミュニティー隔離(GCQ)」に据え置かれた。
ロケ大統領報道官によると、大統領は当初、マニラ首都圏を修正版 ECQ(MECQ)に戻すというフィリピン大学(UP)の提言
に同意していたが、首都圏内の市長らが GCQ の下さらに積極的な予防措置を講じると誓ったのを受け、GCQ に据え置く方
向で調整した。UP の研究者らは 7 月末までに感染者確認例が 8 万人に達するとの予想を提示していた。
その他の地域に関しては、以下の通り。
1)GCQ 適用地域
カラバルソン地域(ラグーナ、カビテ、リサール)、中央ビサヤ地域(メトロ・セブ:ラプラプ市、マンダウエ市、タリサイ市、セブ州ミン
グラニリャ、コンセプシオン)、南レイテ州オルモック市、サンボアンガ・シティ、北アグサン州ブトゥアン市、バシラン
2)中リスク MGCQ 適用地域
コルディリェラ行政区(CAR)、ベンゲット州(バギオ市)、イロコス地域(南イロコス、パンガシナン、北イロコス、ラ・ウニオン、ダグパ
ン市)、カガヤンバレー地域(カガヤン、イサベラ、ヌエバ・ビスカヤ)、中央ルソン地域(バターン、ヌエバ・エシハ、パンパンガ、ブラカ
ン、タルラック、サンバレス、アンヘレス市)、カラバルソン地域(バタンガス、ケソン、ルセナ・シティ)、ミマポラ地域(東・西ミンドロ、プ
エルト・プリンセサ市)、ビコール地域(アルバイ、マスバテ、北・南カマリネス、カタンドゥアネス、ソルソゴン、ナガ市)、西ビサヤ地域
(イロイロ、西ネグロス、カピス、アンテイケ、アクラン、ギマラス、イロイロ市、バコロド市)、中央ビサヤ地域(東ネグロス、ボホール、
セブ州)、東ビサヤ地域(西サマール、レイテ、ビリラン、タクロバン市)、サンボアンガ地域(南サンボアンガ、サンボアンガ・シブガ
イ、北サンボアンガ)、北ミンダナオ地域(西ミサミス、ブキドノン、北ラナオ、カガヤン・デ・オロ市、イリガン市)、ダバオ地域(東・北・
南ダバオ、ダバオ・デ・オロ、ダバオ市)、ソックサルジェン地域(スルタン・クダラット、コタバト、南コタバト、ジェネラル・サントス市)、
BARMM(南ラナオ、マギンダナオ)
上記にないその他の地域には 7 月 31 日まで低リスク MGCQ が適用される。

フィリピン経済・金融・投資情報より