October 1, 2023

失業者への現金給付

フィリピン政府労働雇用省から失業者に対し5000ペソ(約1万円)の現金給付を行うプログラムが発表されたようです。特に先日の台風の被害が大きい地域の失業者に対して優先的に給付していく姿勢の様子。

ですが、このような時に汚職が発生しやすいのもフィリピンの現状。必要な人に必要な給付が行き届くよう願うばかりです。

 

以下、NNA記事抜粋

失業者80万人に現金給付、労働雇用省

フィリピン労働雇用省は6日、新型コロナウイルスの影響で失業した人を対象とした現金給付プログラムのオンライン募集を開始したと発表した。複数の地元紙によると、少なくとも80万人が受給資格を得るという。

給付は12月19日までの完了を目指す。新型コロナ対策法の第2弾で同省に割り当てられた47億ペソ(約100億8,200万円)から支出し、1人当たり5,000ペソを1回のみ支給する。

トゥタイ次官補によると、80万人のうち70万人は、新型コロナ対策法の第1段で実施した現金給付プログラムに申請していたが、資金不足により受給できていなかったという。

現金給付は新型コロナの影響を受けた上、北部ルソン島の南部を1日に直撃した台風19号の被災地域の失業者を優先するという。被害の大きかったビコール地域には、3万人分に相当する1億5,000万ペソを割り当てる方針を示している。