首都圏で対策を強化していく中、セブとダバオは対策に翻弄されているようです。
セブでは独自の感染対策に従わない場合は刑事責任を問う方針を示していましたが一転、撤回して政府の規則に従う方針になります。
ダバオでは感染者増加に向けて病床確保に走っていますが、隔離対策のみが目的ではないとして増加に歩幅を合わせる形をとっています。
感染対策は個人や政府だけでは成り立たないため、協力の姿勢が必至となりますが自治体ごとに対応も異なるようになると方向を合わせるのも難しくなります。
今後も政府と自治体、国民の足並みが揃うかどうかが要となりそうです。
以下、NNA POWER ASIAより
セブとダバオ、感染対策に苦心
フィリピンの中部セブ州と南部ダバオ市が新型コロナウイルス感染対策に苦心している。ダバオ市が感染者増加に対処するため病床数の拡大に動く一方、セブ州は独自の感染対策を撤回する方針を明らかにした。
ダバオ市は22日、追加で250床以上の病床確保を目指すと発表した。隔離施設4カ所の建設も進めている。サラ・ドゥテルテ市長は、計2,408床のうち873床が利用できる状態にあるものの「全てが隔離専用ではない」と説明した。
ダバオ市の感染者は増加しているが、サラ市長は外出・移動制限を最も厳しい措置にすることは協議していないと明らかにした。ダバオ市は月末まで2番目に厳しい措置を敷いている。
複数の地元紙によると、セブ州のグウェンドリン・ガルシア知事は独自の感染対策を撤回し、政府の規則に従う姿勢を示した。セブ市は先に、独自の感染対策に従わない場合は刑事責任を問う方針を示していた。
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