October 1, 2023

感染数下落、東南アジア第2位

フィリピンの感染数が落ち着きを見せつつある、、そんな記事を久しぶりに拝見しました。累計陽性数が35万名を超すも、東南アジア域内では再びインドネシアが累計数1位となっているようです。様々な痛み、ダメージを今も伴っているフィリピンですが回復への兆しなのか、期待したいです。以下NNAより抜粋

 

フィリピン国内の新型コロナウイルス感染が下降基調をたどっている。累計感染者数は35万人を超えているが伸びは鈍化し、東南アジア最悪からは脱した。感染者が多いマニラ首都圏で対策が徹底されたことが大きい。一方、政府は経済再開を重視して公共交通機関の運行を拡大し、観光地への国内旅行も解禁している。今後に人の移動が増えれば、感染が再び拡大するリスクも拭えない。

フィリピンの累計感染者数は8月上旬にインドネシアを抜いて東南アジア諸国で最多となったが、今月15日に再びインドネシアを下回った。政府が8月上旬に2週間にわたり首都圏で外出・移動制限措置を再び厳格化した後、感染は緩やかな下降基調をたどっている。

感染の伸びの鈍化は、感染者全体の約5割を占める首都圏で職場などの感染対策を徹底したことが大きい。フィリピン大学の調査チームによると、新型コロナ感染者1人が平均で何人に感染させるかを示す「実効再生産数」は首都圏で0.75~0.77に低下。同大のバッチ・オン博士は「感染の下降基調は続いている」と説明する。

実効再生産数は全国でも0.88~0.90と、感染拡大リスクの分岐点となる1を下回っている。全国的に感染対策が周知され、当局による監視の目も強まっているため、経済活動をある程度再開しても感染の再拡大には至っていないようだ。