June 14, 2024

4月海外送金受取、過去最大の落ち込み

GDPの10%を稼ぎ出すOFWからの送金が最大の落ち込み年内回復の見込みはなくかなり厳しい状況

国内では失業者増大、国外でも現地で失業し年内50万人を超える労働者が帰国するとみられている。

By:Marufuji

NNA:7/17号より抜粋

4月海外送金受取、過去最大の落ち込み

フィリピン中央銀行は15日、2020年4月のフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)を含む在外フィリピン人からの送金額(銀行経由のみ)が、前年同月比16.2%減の20億4,600万米ドル(約2,188億円)だったと発表した。現在の統計手法に変更された12年4月以来、過去最大の落ち込みとなった。

海外からの送金額が減少したのは、新型コロナウイルスの感染拡大で失業するなどして帰国者が増えたことが要因。フィリピン国内の外出・移動制限措置で大半の経済活動が停滞し、銀行や送金業者が一時的にサービス停止を余儀なくされたことも影響した。

1~4月の送金額は、前年同期比3%減の94億4,800万米ドル。国・地域別で見ると、米国からの送金が全体の39.6%を占め最も多かった。以下、シンガポール、サウジアラビア、日本、アラブ首長国連邦(UAE)、英国、カナダ、カタール、香港、韓国と続いた。上位10カ国・地域で全体の79.1%を占めた。

送金に家族間の贈与などを含めた個人間移転を見ると、4月は前年同月比16.1%減の22億7,600万米ドルだった。1~4月は前年同期比2.9%減の104億9,400万米ドルだった。