フィリピンを襲う未曽有の事態はCOVIDだけじゃない‥。
昨年もフィリピンの食料事情を揺るがし続けたアフリカ豚熱ですが、今年も尾を引き、途切れません。
この状況を受けてフィリピンでは災害事態宣言が発令され、政府機関や各自治体は感染拡大を防ぐ目的で、即時対応に向けた基金などを使えるようになります。
(アフリカ”豚熱”と聞くと初めて耳にするように感じますが、昨年「豚コレラ」から名称が変わっています。)
フィリピン料理でもよく使用される豚。
現在はCOVIDの影響もあり、食糧不足や食糧価格の高騰が続いています。
既にアフリカ豚熱によって死亡した豚は300万頭ほど出ており、被害の甚大さが伝わってきます。
食糧問題は生活にも直球してくるため、政府は早期の解決のため試行錯誤していましたが結局2021年になっても収まる気配を見せず、今回の災害事態宣言の発令という形です。
豚たちに安全が戻ってくれば、フィリピンの食糧問題も良い方向への転換が望まれるため基金を利用した早急な対策が求められます。
以下、NNA POWER ASIAより
大統領、アフリカ豚熱拡大で災害事態宣言
フィリピン大統領府は11日、アフリカ豚熱(ASF)の感染拡大に対処するため、全国に災害事態宣言を発令したと発表した。ドゥテルテ大統領が10日に署名した。
期間は1年間を見込んでおり、状況次第では延長する可能性もある。政府機関や各自治体は感染拡大を防ぐ目的で、即時対応に向けた基金などを使えるようになる。
アフリカ豚熱の発生は2019年、国内で初めて確認された。感染は12地域46州に拡大し、約300万頭が死んだ。養豚業者などは1,000億ペソ(約2,270億円)以上の損失を被った
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