衝撃の事件です。
ECQ下のマニラで8月7日に夜間外出禁止に違反していた市民が射殺されました。
容疑者は監視役を務めていた55歳の男性です。
現在、首都圏ではECQが適応されており、夜間の外出制限されています。
しかしながら、違反者には射殺はおろか、逮捕すら最終手段の状況でした。被害者と容疑者は発砲直前に口論になっていたとされています。
被害者は生計のため止むを得ず自己判断で外出しており、容疑者は発砲は威嚇だと主張していますが銃の所持は許可されていませんでした。
まさに、あってはならない事件が起きてしまったのです。
生計のためにどうしても違反するしかなかった被害者。被害者は精神障害があったという情報もあります。
貧困層への医療や経済的なサポートがきちんと行われ、監視役の所持品検査が行われて入れば悲劇は逃れていたかもしれません。
悲しいことですが、今回の事件を機に体制を整えて改善していくことを願うしかありません。
以下、NNA POWER ASIAより
〔クラクション〕違反者を射殺、外出制限下
フィリピンのマニラ市トンド地区で7日夜、夜間外出禁止の違反者が射殺された事件が発生したことが分かった。内務・自治省は9日、フィリピン国家警察(PNP)に調査を命じた。10日付スターなどが伝えた。
地元警察によると、バランガイ(最小行政単位)の監視役を務めるセサル・パンラキ容疑者(55)が、ごみ収集で生計を立てていたエドゥアルド・ゲニョーガさん(59)を射殺した容疑で8日に逮捕された。違反者には精神障害があったとされる。
監視カメラの映像には、口論後に立ち去ったゲニョーガさんに発砲する様子が映っていた。銃は無許可で所有していた。
パンラキ容疑者は、ゲニョーガさんに精神障害があったことや、ごみを収集するため普段から夜遅くまで外出していたことを知っていたという。発砲は銃声で威嚇するためであり、自己防衛であったとして、殺意がなかったと主張している。
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