フィリピンはアジア圏域内でもシンガポールやマカオに並ぶカジノ大国です。カジノ業界はフィリピン経済に大きく貢献してきましたが、2019年度の新型コロナウイルスにより、海外からのカジノ事業者は撤退し、衰廃を見せました。しかし、渡航制限の緩和などにより、カジノに回復の傾向が見られ、フィリピンの経済回復を促進させ、また今後の経済に大きく影響すると予測されています。
日本人にはフィリピンがカジノ大国だという印象はあまりないのではないでしょうか? ではなぜ、ここまでフィリピンのカジノ業界は盛んなのでしょうか。またなぜカジノがフィリピンの経済回復につなが流のかは、以下の3点にあります。
1人口の多さ
フィリピンは人口が多いです。他のギャンブル大国であるシンガポール(568.6万人)や、マカオ(64.9万人)に比べ、フィリピンはシンガポールの2倍の1096億人です(2020)。 必然的に利用者の母数が増えます。また、人口の増加は労働人口の増加でもあるため、所得の増加が購買意欲につながるのではないかと予想されていました。
2政府がカジノ事業を推進している
国が許可を下しているだけで、個人事業者や海外業者がカジノを運営していそうな印象があるかと思います。しかし、マニラに位置するPAGCORというカジノを含む大型娯楽施設はフィリピン政府によって運営されています。
3コロナの規制緩和で中国系事業者が戻ってきているから
フィリピンには中国のオンラインカジノ事業者が多く運営していました。しかしコロナの影響でその大半がコロナによる渡航制限や課税強化により撤退していました。それに連なって、カジノ事業者が占有していたオフィスの多くに空きが出ました。しかし2022年の渡航制限の緩和などにより、オンライン業者が戻りつつあることからオフィス需要も回復に向かっています。
以上のことからカジノ業界は意外にもフィリピン経済に大きい影響を与えています。
https://www.macrotrends.net/countries/PHL/philippines/population-growth-rate
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