July 27, 2021

ジョリビー REIT収益で外食事業強化へ

ジョリビー・フーズは不動産投資信託(REIT)を上場する予定のダブルドラゴン・プロパティーズ子会社に約19億ペソ(約41億円)出資して、収益を外食事業におろす予定だと発表しました。

現在もフィリピンで絶大な人気を誇るジョリビ―。
つい最近ではフライドチキンが出てくるはずが、目の前に現れたのは上げ雑巾だったという事件もありましたが、最終的にはジョリビ―を擁護する形で炎上も収まっていました。日本ではこのような事故が起こると企業全体に影響が出ますが、日本からするとあの事件は正に異例の事態で私も記憶に強く残っています。

それほどまでのブランド力が確立されているジョリビ―ですが、更に事業を強化していくといいます。何が変わるのか期待が高まります。

以下、NNA POWER ASIAより

外食ジョリビー、不動産活用 REIT企業に出資、本業を強化

フィリピンの外食最大手ジョリビー・フーズ(JFC)は8日、不動産投資信託(REIT)を上場する予定の不動産開発大手ダブルドラゴン・プロパティーズ子会社に出資し、保有する不動産も同社のREITに組み込むと発表した。出資額は約19億ペソ(約41億円)になる見通し。資産運用の効率化を目指すとともに、REITの収益を本業である外食事業の強化に活用する。

ダブルドラゴンの子会社で産業向け不動産事業を手掛けるセントラルハブ・インダストリアル・センターズに出資する。ジョリビーのトニー・タン・カクチョン会長は、ダブルドラゴンの共同会長も務めている。両社は互いの事業を生かすことで相乗効果を狙う。

セントラルハブは2022年にREIT法人として、フィリピン証券取引所(PSE)への上場を目指している。ジョリビーが食品加工や物流拠点として活用している約20億ペソ相当の不動産が、セントラルハブのREIT物件に組み込まれる見込み。面積は16.4ヘクタールとなる。

セントラルハブは、北部タルラック州や中部セブ、南部ダバオなどで、倉庫、冷蔵保管施設、配送拠点といった産業用施設を展開している。物流に特化したREITの上場は国内初となる見通し。

ジョリビーは上場により調達した資金を新規出店などに充てる方針だ。カクチョン会長は、国内のREIT市場は有望だと指摘。保有する不動産がREITに組み込まれることで「効率的に収益が見込め、将来の事業拡張に向けて継続的な資金源となる」と強調した。

ジョリビーは、5月時点の店舗数が国内外合わせて5,815店あり、国内は3,209店に上る。21年1~3月期連結決算は、純利益が1億5,300万ペソ(約3億2,800万円)と黒字転換した。新型コロナウイルスの影響が昨年よりも小さくなる中で出店攻勢をかけるとともに、吉野家ホールディングス(HD)との合弁事業など、新たな事業にも力を入れたい考えとみられる。

フィリピンでは20年初めにREIT関連法の上場要件が緩和されたのを機に、上場や申請が相次いでいる。大手財閥アヤラ・コーポレーション系のREIT法人Aリートは国内第1号として同年8月に、ダブルドラゴンは傘下のREIT法人DDMP REITが21年3月に上場した。