October 1, 2023

ロックダウン 外出許可証-マニラ

ロックダウンが強化され賛否両論論争が巻き起こっていますが、従う他なく国民は従順に自粛しています。

今回マニラ市で1世帯につき1枚外出許可証が交付されることになりました。
許可証の番号で外出できる曜日が決まっているようで、日本に住む私からするとまるで映画の中の話です。
自由がないというのはこういうことなのかと思います。
既に規制強化を1週間から2週間に延長をという保健省の話があったりだとか、新感染者1万人/日を超えたことで苦境に立たされるなど問題は高い壁となり立ちはだかっています。

28日からマニラでは一般へのワクチン接種も始まっており、効果と迅速な普及への政府の期待がかかっています。
状況好転はいつになるのか、許可証を持たなければならないのは最長でも2週間なのか。
国民は出口のない迷路に不安を隠せません。

以下、NNA POWER ASIAより

マニラ市、外出許可証発行を指示

フィリピンのマニラ市は市内の全896バランガイ(最小行政単位)に対し、新たな外出許可証の発行を指示した。1世帯に1枚交付し、厳格化された外出・移動規制措置の期間中、住民が家を出る際に携行するよう命じた。マニラタイムズが29日伝えた。

奇数番号の許可証の所持者は月、水、金の各曜日に、偶数番号の許可証の所持者は火、木、土の各曜日にそれぞれ外出が認められる。外出が可能な時間は、どの曜日も午前5時から午後6時までに限られる。日曜日については、奇数が午前5時から11時まで、偶数が正午から午後6時まで外出できる。

マニラ市は28日、高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種を開始した。イスコ・モレノ市長は、移動診療所が各バランガイを訪れ、事前に登録した高齢者2,380人に英アストラゼネカ製ワクチンを打つと説明した。優先対象者への接種が終わり次第、他の事前登録者への接種を始めると述べ、全市民に登録を呼び掛けた。