October 3, 2023

首都圏医療崩壊寸前 満床目前に迫る 

昨日の発表でマニラ首都圏にある6つの病院でCOVID患者用の病床が満床になったことが判明しました。

また今後も7千人を超え続けるような感染者の増加が続くようであれば4月第1週には首都圏全域の病床使用率が100%を超える見込みであることも発表しました。

「100%を超える恐れ」
恐ろしいですよね。100%を超えても限界ギリギリまで受け入れるという意思を感じます。

病床がなくても受け入れなければ更なる拡大が待ち受けている…負のスパイラルですね。
ワクチン接種の遅れや医療体制の逼迫には政府の準備不足を疑います。
円滑かつ正確に事が進むのはいつになるのでしょうか。

以下、NNA POWER ASIAより

首都圏の6病院、コロナ病床満床に

フィリピンのマニラ首都圏にある6病院は22日、新型コロナウイルス感染者向けの病床が満床に達したと明らかにした。感染者の急増が続けば、首都圏全体で4月第1週に病床使用率が100%を超える恐れも出ている。

外国人なども利用する民間の総合病院セントルークス・メディカル・センターは22日、同日午前11時時点でタギッグ市とケソン市に構える病院のコロナ病床と集中治療室(ICU)が満床になったと明らかにした。

セントルークスのほか、パシッグ市の「ザ・メディカル・シティ」、マニラ市の「中国総合病院・医療センター」、モンテンルパ市の「アジア病院・医療センター」、ケソン市の「コモンウェルス病院・医療センター」も同様の声明を出した。

フィリピン大学のシンクタンク、OCTAリサーチは20日、首都圏では感染者1人が平均で何人に感染させるかを示す「実効再生産数」が1.95と高い水準にあると明らかにした。現在の傾向が続けば、首都圏の全病院の病床使用率が4月第1週に100%を超えるとの見通しを示した。