民主主義とは何なのか考えさせられるような調査結果が届きました。
ソーシャル・ウェザー・ステーションズ(SWS)が行った調査によると「政権批判は「危険」と回答した人が65%に上ると明らかにした。2020年7月に実施した前回調査の51%から上昇した。」そうです。
この調査はNNAによると2020年11月21~25日、全国の18歳以上の1,500人を対象に対面方式で実施したもので、国民の極一部でしかないことも受けて政府は今回の結果を否定しています。
日本同様フィリピンでも言論や思想の自由等々が憲法によって保障されていますが、どうやらフィリピンでは一部の国民がグレーゾーンを体感しているようです。
民主主義国家のグレーゾーン。
声を挙げないサイレントマジョリティではなく、声を挙げられないサイレントマジョリティが存在することは当該国家としては好ましいとは言えませんね。
エキセントリックでも声を挙げる権利が憲法で保障されているはずなので、ダイバーシティ性を生かせる国になれると理想的ですね。
以下、NNA POWER ASIAより
政権批判は「危険」65%、政府否定
フィリピンの世論調査機関ソーシャル・ウェザー・ステーションズ(SWS)は19日に発表した調査結果で、政権批判は「危険」と回答した人が65%に上ると明らかにした。2020年7月に実施した前回調査の51%から上昇した。一方、政府は否定している。
「正しいことでも、テレビや新聞で政権を批判することは危険だと思うか」という問いに対して、「そう思う」は65%だった。一方、「そう思わない」は16%となり、前回調査の30%から低下した。
地方別に見ると、政権批判は危険だと回答した人は、南部ミンダナオが71%と最も多かった。以下、中部ビサヤが69%、マニラ首都圏以外のルソンが64%、首都圏が56%と続いた。
調査は2020年11月21~25日、全国の18歳以上の1,500人を対象に対面方式で実施した。
地元紙によると、ロケ大統領報道官は調査結果について「言論の自由は憲法で保障されている」と話した。
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