各自治体　外出制限を強化

マニラ首都圏では感染数の増大がここ数日続いており、各市自治体の判断で部分的なエリアでの外出制限を課す地域が増えているようです。マニラ市では特に感染数増大が顕著なことから11日から14日の間の4日間で住民は一歩も住まいから外出が許されないという厳格な措置を行うそうです。必要な買い出しなどは地域の専門職員に依頼する必要があります。またアフリカからの変異株の認められるパサイ市でも同様の措置が行われるようです。

中央政府はこれ以上の経済の停滞を避けるため、自ら隔離制限などの変化は加えずあくまで自治体の判断に委ねていますが、内部的には短期間で感染数抑制・減少の効果が得られる可能性のあるロックダウンの再強化を求める声もあるようです。

ですが個人的にはこれ以上のロックダウン強化は経済的ダメージの助長以外の何も生まず最も避けるべき施策であると考えています。