ワクチン専門家委員会のソランテ博士はマニラ首都圏と周辺州の外出・移動制限措置について、接種の遅れによって年内の状況好転は見込みにくいとして、12月まで現行措置を延長すべきだと語りました。
制限解除が来年までずれ込むと2年もの間、移動等の制限下にあることになります。
最低限度の制限で維持されたとしても、日本と違い罰則が多く大きいフィリピンではかなりの痛手です。しかしながら、安易に制限を解除してクラスターなどが発生することは避けたいのが内情と思われます。
制限下か、緩和か。
フィリピンの行く先はどうなるのでしょうか。
以下、NNA POWER ASIAより
首都圏の外出制限、専門家「年内は延長を」
フィリピン政府のワクチン専門家委員会のロントジーン・ソランテ博士は、新型コロナウイルス対策で実施されているマニラ首都圏と周辺州の外出・移動制限措置について、12月まで現行措置を延長すべきであるとの見解を示した。ワクチン接種計画の遅れを懸念している。12日付インクワイラーが伝えた。
政府は、年末までに国民7割への規定接種完了を目指しているが、直近では1回目の接種完了が現実的との見方を示している。ソランテ氏は「接種の遅れにより、状況が早期に好転することは見込みにくい」と話した。
世界保健機関(WHO)はワクチン接種について、世界各国・地域への推奨として9月までに人口の10%、12月までに40%、2022年6月までに70%が規定の接種を終えることを目標にすべきだとの見解を示している。
フィリピン政府 中国人就労者からビザ取り消し
Cebu マクタンニュータウン 6月↔9月
BEST REALTOR