フィリピンでは、この1週間で約7万人の新規陽性者が記録されており、隔離施設の確保は必至の状態でした。
これを受けてフィリピンの観光省がマニラ首都圏と近郊のホテルを隔離施設に転用したことを発表しました。
新増された隔離施設は医療従事者や、首都圏で行き場をなくした旅行者にも開放されます。
入国制限や移動・外出に制限がかかっている首都圏では観光事業や宿泊事業は大きな痛手を受けているため、今回の転用は観光目的の旅行者の宿泊を禁止されているホテル側から見ても理に叶う事態でしょう。
感染拡大防止の対策に更なる拍車をかけようとしているフィリピンですが、拡大は一向に収まる気配を見せていません。
2週間のECQで一定の水準まで下がるだろうという発言はどこへやら…。
以下、NNA POWER ASIAより
首都圏などのホテル21軒、隔離施設に転用
フィリピン観光省は19日、マニラ首都圏とルソン島南部のホテル21軒を、新型コロナウイルス感染者の隔離施設に転用したと明らかにした。足元で感染者が急増していることを受けた動きとなる。スターが20日伝えた。
これまでに客室2,222室が改修された。このほかケソン市のホテル2軒、少なくとも184室がすぐにも転用できる状態にある。
プヤット観光相は、ホテル事業者は新型コロナ感染抑制に協力していると説明。職場近くに宿泊先が必要な医療従事者などの仮住まいや、首都圏で行き場をなくした旅行者の滞在場所としてもホテルが使えると述べた。
マニラ首都圏と周辺4州では外出・移動制限の厳格措置が敷かれており、ホテルは観光目的の宿泊客の受け入れを4月末まで禁止されている。
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Cebu マクタンニュータウン 6月↔9月
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