入国管理局イミグレーションは、2月19日に有効なビザを保有する外国人に関しては入国を許可するよう規制を緩和していましたが、新たに規制を強化する動きが生じています。
入国する外国人の審査をより一層厳しくするようで具体的には特別帰国証明書と再入国許可証の提示を入国の際に求められるそうです。これらの証明書は出国の際に発行され1年間有効となるようです。
筆者は2020年7月に出国しましたが、現在も2022年まで有効な就労ビザを保有しておりこれまでの規制下ではフィリピンへの入国がようやく可能になったところでした。ところがここにきて突然の再度規制強化は事実上、筆者の入国を不可能にしました。なぜなら20年7月時点では出国の際の特別帰国証明書と再入国許可証などというものは存在せず、取得する術はなかったためです。
加えて申し上げると、フィリピン政府は20年の3月20日から新規のビザ発給は完全に停止しており、1年にも及ぶロックダウンの末、一時帰国した外国人の中の相当数は既にビザの有効期限切となっている可能性が高いようです。
大統領からは外出制限(ロックダウン)の緩和を許可しない命令も既に報じられており、名実ともに1年間のロックダウン継続が決定したフィリピン国内に住んでいる人々の精神的な安否は量りかねます。国の方向性が定まらないまま、いよいよ来月には不名誉なロックダウン1周年となってしまうようです。
フィリピン政府 中国人就労者からビザ取り消し
Cebu マクタンニュータウン 6月↔9月
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