近年の社会は”情報社会”と呼ばれることもあるほど、インターネットなど電子機器は必要不可欠なものとなっています。
これは日本に限らず、フィリピンでも同じですがパンデミックの影響で人材不足や営業の禁止、輸出入の制限等々が弊害となり、半導体が世界的に不足する状況に陥っています。
日本で身近に半導体の不足を感じさせるものといえば、PS5あたりでしょうか。
現在PS5の販売は抽選となっていますが、プレミア感を出したいというわけではなく、機器に使用する半導体が不足している事による単純な生産量の低下です。
しかし、実際に製造台数が少ないことからプレミアが付き高額取引が行われる事態にまで発展しています。
フィリピンでは半導体の注文から入荷までのリードタイムが延びているため、生産に支障が生じ、電子業界に影響が及んでいます。
発展を続けるフィリピンでも半導体は必須アイテム。
さながら、全世界で争奪戦が繰り広げられているような心象ですが、不足の要因が要因のため早期解決はままならないと思われます。
今後は半導体不足の影響が私たち顧客の懐にダイレクトに響いてくると予測されています。
経済の成長にはもはや欠かせない半導体。
フィリピンでもさまざまな産業で活用され始めていた矢先の不足ですが、度重なる制限の動向に対応使用にも不確定要素が多過ぎるため身動きが取れず、戦況を見極める必要がありそうです。
以下、NNA POWER ASIAより
世界的な半導体不足、比電子業界にも影響
世界的な半導体不足の影響が、フィリピンの電子業界にも及んでいる。半導体の注文から入荷までのリードタイムが延びており、生産に支障が生じている。26日付ビジネスワールドが伝えた。
フィリピン半導体・エレクトロニクス産業連盟(SEIPI)のダニロ・ラチカ代表が明らかにした。半導体は新型コロナウイルス禍に伴う家電製品の需要拡大や、低迷していた自動車業界からの需要が急増していることなどを受け、世界的に不足している。
電子機器受託製造サービス(EMS)大手インテグレーテッド・マイクロエレクトロニクス(IMI)では、半導体の調達先を広げている。リードタイムの延長に対応するため工場の労働者が残業し、人件費も上昇していることから、今後はコスト増を顧客に転嫁することもあり得るという。
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