June 14, 2024

消えない不正 無料Wi-Fi事業停滞

政府が推進している無料Wi―Fi事業ですが、下請け会社の不正行為によって予算が搾取された事を受けて監査委員会は事業の進行は危機的状況にあると述べました。

整備事業は始動から4年が経過するも昨年末時点で進捗率は15%と報告されており、国民が使用できるようになるまでには程遠い状況にあるようです。

現在、主要部署での責任の在処でバトルが繰り広げられているため事業そのものが大した進捗を為さない状況にあるようで、無料Wi―Fiは期待せずに待つことになります。

日本でも各地で無料Wi―Fiが整備されていますが、順調に拡充されています。
フィリピンでは、まだまだ事業等での不正問題が多く事業の足を引っ張ることもしばしば…。
課題は山積みです。

以下、NNA POWER ASIAより

無料ワイファイ整備事業、不正で混迷か

フィリピン政府の監査委員会(COA)が、政府が推進する無料Wi―Fi(ワイファイ)の整備事業を問題視していることが、トリビューン紙が入手した監査委の報告書で明らかになった。設備調達を請け負った企業による不正で事業が混迷していることなどが背景にあり、監査委は「危機的状況にある」と指摘している。

政府は2017年8月に成立した法律に基づき、全国の最大6,000カ所に無料ワイファイの基地局を整備する事業を進めている。事業費は12億6,000万ペソ(約28億円)に上る。

同事業を巡っては、主体となるはずの情報通信技術省が、遂行能力がないとして国連開発計画(UNDP)に事業を「丸投げ」したとされる。UNDPは基地局設備の供給業者に香港企業のスピードキャストを指名したが、同社は事業開始から6カ月後に経営破綻した。

さらに、スピードキャストが輸入した機器の関税支払いを減らすため、価格を過少申告していたことが発覚した。税関職員に賄賂を渡していたことも明らかになった。

報告書によると、同事業は始動から4年が経つが、20年末時点の進ちょく率は15%と、完了には程遠い状況にある。スピードキャストの不正、破綻に加え、情報通信技術省とUNDPが責任の所在を巡って対立しており、進展は期待できない情勢だ。