October 1, 2023

フィリピンと日本COVID-19比較 Part.12

2020-12-26(data:26日0:00時点)

2020年も残すところ5日となりましたね。
今日も最新の情報をお届けしていきたいと思います。

まずは、今日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数に注目して見ていきましょう。

日本の陽性者数を表すグラフの傾きが顕著になってきました。
昨日に引き続き、日本は3,500人越えの3,557人の新規陽性者が出ました。フィリピンは、1,404人増と前日比-481人となっています。

日本はこのまま1日の新規感染者数が4千人を超すかもしれません。
怖い怖いと言いながら都内では外出をする方が後を絶たず、最近では入店時などにセルフ消毒だとスルーしていく人もちらほら…
日々の心掛けが大切なのでみんなで乗り越えたいですね。
フィリピンでは新規感染者は日ごとの増減はありますが、平均的な増加はありません。

しかし、治療者の数は増加し続けまたもや日本とフィリピンは線が近づきました。
現在進行形で治療中の方も日本はあと少しで3万人に到達してしまします。
日々2千人ほどの回復者がいるのにもかかわらず増加する治療者。日本は今、ピークに突入しようとしているのかもしれません。
そしてついに、空港以外での検疫で変異体が日本でも検出されてしまいました。
今のところ変異体の情報としては、感染力が強い遺伝子情報に変異したものしか発見されていないようです。
気になるのは感染力の他に死亡率に影響があるかどうかという点です。
日本では現在1日50人ほどの死者が出ています。

フィリピンはここ数日死者数10人未満となっていますが、もしフィリピンでも変異体が発見されれば、医療体制や医療技術的にはフィリピンの方が先に限界を迎える可能性があります。

変異体への効果もあるとされるワクチンがいくつかありますが、それも臨床試験段階。
各国政府もワクチンの選別と確保の奔走しています。

さて、次回Part.13では12月27日の最新データなどの情報をお届けしていきたいと思います。

それではまた、次回〉〉〉

参考:厚生労働省「国内発生状況など」
東洋経済オンライン「国内感染状況」
department of health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE (COVID-19)」