April 16, 2024

マルコス政権 財界から好感

5月30日、マルコス新政権の主要閣僚メンバーが公表されました。

経験豊富なリーダーが多く、財界からは好感の声を示す声が上がっています。

財務大臣には、フィリピン中央銀行の現総裁ディオクノ氏が就任しますが、彼は新型コロナ危機に際し金融緩和措置を行ったほか、金融システムのデジタル化を行った実績があります。新政権では地方創生に注力することを宣言しています。

また、国家経済開発長官には、アキノ元大統領(2010-2016)の下でインフラ整備を加速させたアルセニオ・バリサカン氏が就任します。同氏はアキノ政権下でも同じ役職についていた他、経済学者として経済研究も行っており、実務・学問双方の知見を活かし、フィリピンのインフラの立役者となることが期待されています。

この他にも、閣僚ではありませんが、情報通信技術局の責任者にはIvan John E. Uy氏が任命されました。彼は、電気自動車大手テスラ・CEOのElon Musk氏のデジタル化プロジェクトStarlink Projectを後押しするとして、注目を集めています。

フィリピン商工会議所は「経験豊富で、有能な経済指導者たち」とコメントしたようです(JETRO, 2022/06/07)。

氏名閣僚職名前職
サラ・ドゥテルテ副大統領ダバオ市長
ベンジャミン・ディオクノ財務大臣 フィリピン中央銀行総裁
エンリケ・マナロ外務大臣国連大使、外務次官
アルフレド・パスクアル貿易産業大臣 フィリピン経営管理協会(MAP)会長
大手財閥SMインベストメンツ筆頭独立取締役
建設大手メガワイド・コンストラクション独立取締役
アルセニオ・バリサカン国家経済開発長官フィリピン競争委員会会長
マヌエル・M・ボノアン 公共事業道路大臣サンミゲル・トールウェイズ社社長兼最高経営責任者
サラ・ドゥテルテ教育大臣ダバオ市長
ボンボン・マルコス農業大臣上院議員(2010-2016)、2016年大統領選挙副大統領候補(敗北)
日本貿易振興機構(JETRO)(2022/06/30)https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/06/1ca62a2320cc2bb2.html