May 16, 2024

コラム

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数276,289名、累計死亡者数4,785名、累計回復者数207,858名となっています。1日の新規感染数は3,375名でアクティブケースは63,408名です。マニラ首都圏では陽性数が963名で1000名は下回っています。   日本の感染数を見てみますと累計感染者数77,116名、累計死亡者数1,480名、退院患者数69,125名となっています。1日の新規感染数は551名でアクティブケースは6,511名です。都内の新規感染数は163名です。   それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいとおもいます。   【フィリピン コロナ苦境まとめ】 フィリピン コロナ苦境まとめ① ロックダウンから6か月 フィリピン国内で収束の目処すら見えないコロナの感染数の中、中小企業は確実にダメージを受けているようです。そんな中、中央政府が3月に本格的なロックダウンを実施してから9月17日で丸6か月がたちました。低所得層などの社会的弱者を救済するための現金給付金も、実際には本当に必要としている人々の手には届かないケースも多いようで、多くの市民の生活水準は悪化する一方です。   フィリピン コロナ苦境まとめ② 卸家電量販店 マニラ首都圏最大の市場であるバクラランマーケットで運営を営む家電量販店では、今後も現在の水準でもロックダウンが続くようなら閉店の危機にあると話しています。3~5月の間は政府の外出制限に従い閉店するも、その間に従業員への現金給付は受けられず、現在は20人いる従業員の給料を一部カットし、何とか運営を保っているとのことです。   フィリピン コロナ苦境まとめ③ スポーツジム/雑貨店 首都圏内のスポーツジムではコロナ前の月商は既に維持できず、毎月赤字経営状態になっています。一方で政府からの現金給付は手続きが煩雑すぎるためお手上げ状態にあるようです。またとある雑貨店では従業員への給料が支払えないため、食糧などの支給を実施。こちらも現金給付は受けられなかったようです。…

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数272,934名、累計死亡者数4,732名、累計回復者数207,858名となっています。1日の新規感染数は3,550名でアクティブケースは60,344名です。エリア別で見ますとマニラ首都圏が相変わらず最大で1459名の新規陽性者となり、全体の新規陽性者からすると約40%は首都圏からの発症となります。   日本の感染数を見てみますと累計感染者数76,566名、累計死亡者数1,467名、退院患者数68,439名となっています。1日の新規感染数は532名でアクティブケースは6,660名です。昨日との比較でアクティブケースが256名減少しています。   それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいと思います。   【Metro Manila】 GDP予測マイナス3% アジア開発銀行 アジア開発銀行は主要な経済報告書であるアジア経済の見通し2020年改訂版を発表しました。その中でフィリピン国内のGDP成長率予想は8年ぶりの低成長といわれた昨年2019年の6%からさらに急激に悪化し、マイナス7.3%になると予想されています。背景としてはもちろんコロナ対策によるロックダウンにより経済活動を完全に停止し、今なおその状況を緩和しつつも維持している状況から、GDPの約70%が創出されるルソン島での経済活動の停滞が挙げられています。その他の要因としては経済を下支えする海外からのOFWたちによる送金が減少していることが挙げられています。   7月のOFW送金額増加 6% 中央銀行の対外収支データによりますと7月のOFWからの銀行経由による本国現金送金額は前年同期比7.8%増加の27億8300万ペソとなりました。年初からの7か月間では前年同期比で2.4%減少していて、特にコロナの影響を受けた諸外国からの送金や国内で銀行が一部休業、時短営業など強いられたための結果となります。なお国際通貨基金のデータによりますとOFWからの送金額は7.6%の増加であったようです。   フードデリバリー 24時間対応 グラブ…

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数265,888名、累計死亡者数4,630名、累計回復者数207,504名となっています。1日の新規感染数は4,699名でアクティブケースは53,754名です。週末土曜日から本日月曜日にかけ、約13000名が新たに陽性と診断されたことになります。1日約4000名のペースです。なかなか陽性数が収まりませんが、国内のロックダウンは名目はGCQのままで緩和傾向にあり、骨抜き状態といえます。   日本の感染数を見てみますと累計感染者数75,768名、累計死亡者数7,189名、退院患者数67,133名となっています。1日の新規感染数は440名でアクティブケースは7,189名です。週末土曜日から本日月曜日にかけ約1700名が新規で陽性報告されたことになります。また本日の東京都の感染者数は80名で7日ぶりに二桁のみの数字となっています。日本国内の企業倒産が11日で474件に達したそうです。現在の推移で倒産企業が増え続けますと、年内には6年ぶりの水準となる9千件を突破する恐れがあるようです。   それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいとおもいます。   【Metro Manila】 フィリピン検査数310万 陽性率6% フィリピン国内でコロナウイルス検査のPCR実施数が伸びています。13日時点でサンプル検査数は310万件におよび、そのうちの個別検査数は289万5628件になりました。累計陽性数が同日で26万人おり、要請率は10.6%と他国と比べやや高めの水準の様です。一方で死亡率は1.7%と比較的低い水準で保たれています。   投資認可額 国内外資本で明暗 第2四半期 20年第2四半期の政府投資機関による投資認可額は、前年同期比で5.4倍に拡大したと発表がありました。この結果、推定雇用創出数は21.4%増大したそうです。このうちの国内資本からの投資認可額が9.8倍と急増し、一方で外国資本からの投資額は68.8%減少となりました。   第2次新型コロナ拡大防止支出法成立…

9月11日のフィリピン国内の感染者数ですが累計感染者数252,964名、累計死亡者数4,108名、累計回復者数186,606名となっています。1日の新規感染数は4,040名でアクティブケースは62,250名です。3日間で約1万名の増加です。主要な感染エリアも変わらず首都圏となっています。   日本の感染数を見てみますと累計感染者数74,038名、累計死亡者数1,418名、退院患者数65,483名となっています。1日の新規感染数は712名でアクティブケースは7,137名です。3日間で約1700名の増加でした。アクティブケースは約500名低下で全体的に見て感染数減少傾向であることがわかります。東京都は本日の新規感染が187名で、小池知事は感染状況の警戒レベルを1段階引き下げました。また15日からは店舗の時短営業要請も緩和する方針の様です。  

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数252,964名、累計死亡者数4,108名、累計回復者数186,606名となっています。1日の新規感染数は4,040名でアクティブケースは62,250名です。3日間で約1万名の増加です。主要な感染エリアも変わらず首都圏となっています。 それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいと思います。   【Metro Manila】 外資投資認可額 Q2は69%減少 フィリピン統計庁によると、Q2の外資投資認可総額は前年同期比の68.8%減少となる154億6100万ペソと急激に下落しました。またこれによる推定雇用創出数は14.9%減少の2万1840人に留まったようです。この結果、2020年上半期全体では前年同期比で53.3%減少の446億400万ペソに留まったそうです。   中国への傾向 揺らぐ国内経済バランス フィリピンドテルテ大統領政権が中国よりの姿勢を際立たせているようです。中国企業と合弁の新興通信会社に対し、フィリピン国軍の施設内での基地局設置を容認している他、首都圏近郊の空港改修事業でも中国企業が多数参画している様子です。コロナ対策で国内経済が揺らぐ中、大企業でも外資のサポートが不可欠といった様子で、国の安全保障とのバランスが懸念されています。米国が南シナ海で実効支配を強める中国の動きに加担した中国企業24社に対し、禁輸措置などの制裁を科すと発表。その企業の子会社が複数首都郊外の空港事業に参加しているようです。これに対し大統領報道官は大統領が、米国が独自に設けた制裁には従わないという声明を発表し、政府としてインフラ事業の推進のため中国との協力を必要とする姿勢を強めています。   在比日本大使館 感染者4名 既報の通り、在フィリピン日本大使館の日本人職員1名が陽性報告されておりますが、フィリピン人職員が3名コロナ陽性となっていることが新たに判明しました。いずれも容体は安定しており在留邦人や来館者との濃厚接触者はいないとのことです。   月間5兆ペソの減収 首都圏および近隣企業…

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数241,987名、累計死亡者数3,916名、累計回復者数185,178名となっています。1日の新規感染数は3,281名でアクティブケースは52,893名です。   日本の感染数を見てみますと累計感染者数72,316名、累計死亡者数1,379名、退院患者数63,205名となっています。1日の新規感染数は294名でアクティブケースは7,732名です。東京都内は合計170名の新規陽性数だったようです。また年代は幅広く10歳未満から100歳以上までまんべんなく広がっています。日本国内でコロナの影響で倒産した企業、個人事業主は全国で500件に及ぶそうです。そのうち東京都では123件で業種別では飲食業が最大となります。   それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいと思います。   【Metro Manila】 コロナ感染 下降方向 実効再生産数 マニラ首都圏における新規感染数が今月1週目より下降に転じていたことがわかりました。6月初めにロックダウンを緩和後、感染に歯止めが利かなくなり一時は再び強化するなどの動きがありましたが、その際の動きが功を奏している可能性があるようです。ただし、マニラ首都圏では8月中旬から再度ロックダウン緩和に踏み切っており、予断は許されません。下降に転じていると思われる大きな要因は1人が何人に感染させるかを表す実効再生産数で、この数値が2月以来初めて1.0を下回っています。同数値はロックダウンが最も厳しく行われていた5月ごろで1.1まで下がっていましたが、その後、6月から緩和の方向に動くと一気に上昇し、1.75~1.80にまで上昇していました。   大使館職員感染 在フィリピン日本大使館に在職中の職員からコロナウイルスへの感染が報告されていることが発表されました。当該職員の容体は安定しており、命に別状はないようです。また在留邦人や来館者との濃厚接触はないと確認されています。   保健省 米製薬会社との会談 継続的…

本日のフィリピンの感染者数ですが累計感染者数238,727名、累計死亡者数3,890名、累計回復者数184,906名となっています。1日の新規感染数は1,383名でアクティブケースは49,931名です。さすがに1日の感染数が減ってきた印象があります。また病床の稼働率もマニラ首都圏では7月から軒並み70%以上であったところが、近ごろでは70%を切る数値となってきたようです。   日本の感染数を見てみますと累計感染者数72,034名、累計死亡者数1,369名、退院患者数62,417名となっています。1日の新規感染数は451名でアクティブケースは8,248名です。東京都内の新規陽性数は77名で新規2桁のみは2週間ぶりとなります。さらに感染数を年代別で見ますと、これまで顕著に多かった20~30代の感染から、現在では全ての世代でまんべんなく感染する傾向にあるようです。いわゆる夜の街からの感染傾向から、自宅内感染をしているケースが増えているということのようです。  

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数238,727名、累計死亡者数3,890名、累計回復者数184,906名となっています。1日の新規感染数は1,383名でアクティブケースは49,931名です。さすがに1日の感染数が減ってきた印象があります。また病床の稼働率もマニラ首都圏では7月から軒並み70%以上であったところが、近ごろでは70%を切る数値となってきたようです。 フィリピンの1週間をアップデートするSAMURAI DOJOの18回目を撮影しましたのでこちらもどうぞ https://youtu.be/i4DAOXmiPDM   それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいとおもいます。   【Metro Manila】 7月の国際総合収支黒字 97%減少 中央銀行は毎月発表している純外貨準備高の変動から算出した国際総合収支(BOP)の推計速報値を発表しました。それによりますと7月のBOPは前年同期比96.8%減少の800万米ドル黒字となりました。この結果、年初7か月のBOPは前年比18.2%減少の41億1700万米ドルとなっています。   国内航空便利用者 61%減少 民間航空委員会の発表によりますと、今年年初の6か月間で国内の航空便利用者は前年同期比61%減少の599万人だったそうです。3月からコロナ対策でほとんどの航空便が欠航となったことが大きく影響しています。599万人のうち、大多数の590万人は1から3月のロックダウン開始前の利用者で、ロックダウン以後は11万8727名程度の利用数に留まっています。  …

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数232,072名、累計死亡者数3,737名、累計回復者数160,549名となっています。1日の新規感染数は3,714名でアクティブケースは67,786名です。昨日9月3日は1日の陽性報告数が1900名ほどで2000名を下回ったのは本当に久しぶりなのではないかと感じます。マニラ首都圏では818名の感染報告となりました。   日本の感染数を見てみますと累計感染者数70,401名、累計死亡者数1,335名、退院患者数60,327名となっています。1日の新規感染数は659名でアクティブケースは8,739名です。東京都では5日ぶりの200名越えとなる211名の感染報告となりました。    

本日も隔離措置の続くフィリピンの様子をお知らせいたします。まず初めに本日の感染者数ですが累計感染者数232,072名、累計死亡者数3,737名、累計回復者数160,549名となっています。1日の新規感染数は3,714名でアクティブケースは67,786名です。昨日9月3日は1日の陽性報告数が1900名ほどで2000名を下回ったのは本当に久しぶりなのではないかと感じます。マニラ首都圏では818名の感染報告となりました。 それでは本日もいくつかのニュースをピックアップしてみたいと思います。   【Metro Manila】 7月の失業率10% 統計庁報告 フィリピン統計庁の発表によりますと、2020年7月の失業率は10.0%で失業者数は457万人に及んだそうです。総就業人口は4130万6千名です。前回調査時の17.7%よりは改善傾向にありますが、依然として高い水準にあります。またこれとは別に民間の調査会社が発表している7月の失業者は45.5%にも上るとされています。統計庁の計算ではあくまで各企業と雇用契約のある市民で7月に解雇された者の申告ベースであることが推察されます。 参考記事 https://nangoku-labo.com/news/%e5%a4%b1%e6%a5%ad%e7%8e%87%e9%81%8e%e5%8e%bb%e6%9c%80%e6%82%aa%e3%80%8045-5%ef%bc%85%e3%81%ab/   世界的格付け機関 比国成長率―7%へ下方修正 世界3大格付け機関の一つムーディーズがフィリピンの2020年GDP成長率予想を下方修正しています。2020年が始まった1月当初は6.2%の成長と見越していましたが、コロナウイルスに端を発するパンデミックが始まると4月には―2.5%へ下方修正し、その後も感染の拡大が止まらないフィリピンの状況からついに―7.0%の予想と下方修正を再度発表しました。   オンラインビジネスの急増 貿易産業省によりますと、2020年の年初8か月で登録されたオンラインビジネスは合計7万5029件に及んだそうです。またその大部分がロックダウンが開始された3月中旬から8月31日にかけての登録となるようです。一方でオンラインビジネス増加により、それに関するクレームも増大しているようです。…