April 29, 2024

コラム

コロナを始めとする様々なニュースであふれる日本のメディアからの情報配信ですが、そのうちの一つのトピックとして5Gという通信網が挙げられると思います。 専門家ではないため具体的にどのような技術かを詳しく説明することはできませんが、簡単に言ってしまうとこれまで「以上」に早いインターネットの通信速度が実現し、より便利な世の中が訪れることは間違いないようです。ですがそのためには通信インフラの新設は通信各社はまず基地局の拡充と整備が求められるほか、携帯製造を行う各メーカーは5G対応の機種の生産が今後の新機種にはマストです。 新技術の開発と流通は促進すべき重要事項である一方、20代の半分以上を南国で生活してきた私にとっては非常に興味の薄いトピックとなります…なぜか?? 5Gに関する日本国内の記事を拝見するたびに「4Gも結構早いよね…」と感じてしまうのです。日本に帰国してわたしが使う携帯キャリアは大手通信会社の提供するいわゆる格安シムというやつで、携帯機種はIphone8、たしか2017年ごろに発売された大して新しくもなく、古すぎもしないもの。しかも中古で買いました。 これがびっくりするほど通信速度が速くて、通話もスムーズなんですよね。地下鉄の中でも十分に動画コンテンツが展開できます。ちなみに南国生活を送るフィリピンで私が使う通信会社は国内の最大手Globeで日本で言えばKDDI社やソフトバンク社といった国内最大級のキャリア、つまりフィリピン国内では「一番つながる」通信会社の一つなわけです。通信網はもちろん4G。こちらは平時であれば速度は十分で動画もばっちり。残念ながらフィリピンには地下鉄がないので比較できませんが、例えばスコールや台風などの異常気象の際は通信が妨げられる感覚は否めません。「しょうがないよね、台風だから」。状況にもよりますが大体は納得するしかないのです。泣いてもわめいても変わらないよ、雨はいずれは止まるから、、という感覚でしょうか?(笑) 日本に帰るといろいろな寛容でないところに目が向きます。そんなに慌ててどうするのか?何にそんなに憤るのか?逆にサービス提供側には不寛容に対する過剰な「恐れ=腫物扱うような丁寧さ」が妙に不格好に感じることもあったりします。 心地よい丁寧さだなと感じることもあれば、行き過ぎた丁寧さに不気味に感じることもあります。これが日本国内で生きることなのだなと思ったりします。 こんな寒い日には常夏の気候が恋しく思います。日本人にも旅行と言わず、一度は海外で生活するような移住体験は今後必要な経験値の一つになってくるのかもしれないと感じました。日本の常識は世界の非常識、その感覚の一端でも持つことは今後の世界で生きていくうえで必要な認識なのかもしれません。

2021-1-2(data:1日0:00時点) 今日も最新の情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、今日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数から見ていきましょう。 フィリピンは落ち着きを見せ始めていた28日前後と比べると上昇していますが、1週間の陽性者平均増加数は1,174人と大きな変動はありませんでした。 日本はついに1日4千人の陽性者が出ました。2021年早々ですが、日本は危機的状況にあります。1週間の平均増加数は3,478人となり、フィリピンの約3倍です。 これを受け早速、東京・神奈川・埼玉・千葉は緊急事態宣言の再発令を要請しました。 再発令ということになれば、一部地域的な発令となるようで再び経済への影響が危惧されています。 フィリピンでは常に正確な治療中の人数を把握することが難しく、週明けに修正されることがあるので、現在も治療中の方が増えていますが例通り大きく修正されるものと思われます。 対する日本はグラフが大きく伸び続けています。 回復率も下がり続け、これ以上増加が続くと感染者への最低限のパフォーマンスを行うのすらも難しくなってしまいます。 そのような面も含めて1都3県の知事が動いているものと捉えられます。 また、重傷者も増加を見せ日本国内は一層の不安が蔓延しています。 日本では昨日初めて1日の死者数60人を超える数値が発表され、弊社で集計を始めてから1日平均45人の死者が出ています。 記録的な日本全体や東京都での陽性者の増加や、全国での重傷者増加の連日のニュースで死者に関する情報は隠れつつあります。 どうしても数字にばかり目が行ってしまって、その背景や現状は表に出てこなくなってしまうのが日本のメディアの現状ですよね。…

2020-12-31(data:31日0:00時点) ついに2020年最終日となりました。 ※予定を変更して、30日/31日合わせての比較報告になります。 今日もCOVID-19の情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、両日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数から見ていきましょう。 日本は2日で7,172人の陽性者が出ました。特に31日の今日は東京の感染者が1,337人となり、過去最大人数かつ、初の4桁が観測されました。 フィリピンも若干の上昇が見受けられますが2日間で新規感染者2,538人で日本と比べると半分以下と低い数値です。 また、Part.11では陽性者1日平均が1,576人でしたが現在は減少し1,389人。 対する日本は感染者急増に伴い1日平均2,833人から3,037人になり感染者の急増を一層感じます。 しかしながら両国共に感染者増加が大きく、グラフの上昇が止まりません。さらに日本とフィリピンの差は開いていく一方…。 いよいよ日本の感染拡大のピークに突入から始まる2021年がやってきます。 日本はついに60人を超える死者が出てしましました。 そしてフィリピンは回復率93%をきりました。 日本も22日ぶりに退院者が2,000人をきり、元日のデータでは回復率83%をきることが予測されます。 2020年。世界中にコロナウイルスが拡散し、感染することへの不安、感染すると伴う死のリスクに不安を抱く年でした。…

2020-12-29(data:29日0:00時点) 今日も最新の情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、今日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数から見ていきましょう。 日本は陽性者の増加が2日連続減少しており、今日は退院者も前日より増えたことで日本のグラフは再び近づきました。 2020年の終わりが近づいてきましたが、政界・芸能界からの感染・死亡のニュースがまた再燃しています。日本での封じ込めにはまだまだかかりそうです。 対するフィリピンは新感染者数3日連続千人未満と着々と終焉に向かっているように感じます。現状を維持したまま、春のワクチン接種まで持ち込めれば現在ほどの外出時感染リスクや感染の拡大には至らないでしょう。 日本は陽性者数が急増しているとはいえ、フィリピンと比べて陽性者数は少ないので何とか一時的に食い止めて春まで乗り越えたいところです。 治療中人数は日本・フィリピン共に大きく増加していますが両国間では差が大きく出ています。 フィリピンは新規が少ないのに対して、日本は1週間の平均新規感染者数3,200人となっており感染が止まらず患者は有効な治療法を待つばかり…。 入院中の患者が考えるのは自分が生き残ることができるのかどうかです。 日本ではフィリピン程の死者は出てはいませんが、徐々に近づいて行っているのは確かです。 12月に入ってからは死者の増加が止まりません。11月の感染急増から12月は前月より更に一回り二回りの増加によって必然的に死者も増加していました。 対照的にフィリピンでは10月から死者の増加は止み、減少を見せています。 感染のピークは8月で9月中頃には新規陽性者数は減少し続け現在になります。 日本では今日、再び死者が50人出ました。…

2020-12-28(data:28日0:00時点) 今日も最新の情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、今日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数に注目して見ていきましょう。 日本は3千人を超える陽性者が出る事こそはなかれど、退院者は一定を超えることなく回復率が85%から84%と1ポイントダウンしました。 フィリピンではグラフから見て取れるように修正をしつつですが、一定の間隔を保っており回復率93%と高い数値を変わらず維持しています。   日本は回復率がダウンしたことでより治療者の増加もグラフから感じ取れるようになりました。 フィリピンは治療中の方が少し増えましたが今日までの数値と見比べると落ち着いてきているように感じます。 本当にこのまま封じ込めができる可能性を感じるデータですよね。 日本も後に続きたいところです。 死亡者も大きく増えることはなく、フィリピンの底力を感じます。 対する日本は、フィリピンの倍以上の死者が出ていることに変わりはありませんが、今日の数値は少なくはない数ですが死者は前日までと比べ減少しました。   数値だけ見ると出遅れを感じる日本ですが、医療関係者ですら現状も未来も想像できないので私たちは終息を願い、自粛生活を続けていくのみです。 疫病の危機が去っても余波は広がるもので、ウィズコロナの世界は出歩けど案外、今と根本は大きく変わらない世界が待っているかも知れません。…

2020-12-27(data:27日0:00時点) 日本は今、変異種が検疫を潜り抜け既に複数人の感染を確認したことで大騒ぎですね。 そんな今日も最新の情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、今日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数に注目して見ていきましょう。 日本は24日以降続々と陽性者が出ています。回復者も少なくない人数が出ているのにも関わらず、日本の線は離れていく一方です。 対するフィリピンは週末の調整が入り、退院者・死者の上方修正が行われました。また新規陽性者数も減少が見え、このまま順調に事が運べば新規感染者数0も夢ではありません。警戒すべきは強力な感染力を持つ変異種になりますね。 治療中の人数を見てみると日本の現状とフィリピンの状況が逆の方向を向いているように感じますね。 日本は緩やかな上昇を続けていましたが24日からは大きく上がっていっています。 フィリピンは数値の集計にどうしても即日的正確性に欠けますが、この修正後は22,000人前後になる傾向があるので直近の数値は大体この辺りなのでしょうか。 フィリピンは死者数も一定の上昇率で増加していっています。 弊社で集計を始めてから、フィリピンの死者数は297人。対する日本は570人と約2倍の差があります。 陽性者は増え続けていく一方で変異種が日本国内でも観測され、日本では更なる感染の拡大や死者の増加が予測されています。 フィリピンではワクチンも確保されつつあり、封じ込めへの整備が整いつつあります。 さて、次回Part.14では12月28日の最新データなどの情報をお届けしていきたいと思います。 それではまた、次回〉〉〉…

2020-12-26(data:26日0:00時点) 2020年も残すところ5日となりましたね。今日も最新の情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、今日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数に注目して見ていきましょう。日本の陽性者数を表すグラフの傾きが顕著になってきました。昨日に引き続き、日本は3,500人越えの3,557人の新規陽性者が出ました。フィリピンは、1,404人増と前日比-481人となっています。日本はこのまま1日の新規感染者数が4千人を超すかもしれません。怖い怖いと言いながら都内では外出をする方が後を絶たず、最近では入店時などにセルフ消毒だとスルーしていく人もちらほら…日々の心掛けが大切なのでみんなで乗り越えたいですね。フィリピンでは新規感染者は日ごとの増減はありますが、平均的な増加はありません。 しかし、治療者の数は増加し続けまたもや日本とフィリピンは線が近づきました。現在進行形で治療中の方も日本はあと少しで3万人に到達してしまします。日々2千人ほどの回復者がいるのにもかかわらず増加する治療者。日本は今、ピークに突入しようとしているのかもしれません。そしてついに、空港以外での検疫で変異体が日本でも検出されてしまいました。今のところ変異体の情報としては、感染力が強い遺伝子情報に変異したものしか発見されていないようです。気になるのは感染力の他に死亡率に影響があるかどうかという点です。日本では現在1日50人ほどの死者が出ています。 フィリピンはここ数日死者数10人未満となっていますが、もしフィリピンでも変異体が発見されれば、医療体制や医療技術的にはフィリピンの方が先に限界を迎える可能性があります。 変異体への効果もあるとされるワクチンがいくつかありますが、それも臨床試験段階。各国政府もワクチンの選別と確保の奔走しています。 さて、次回Part.13では12月27日の最新データなどの情報をお届けしていきたいと思います。 それではまた、次回〉〉〉 参考:厚生労働省「国内発生状況など」東洋経済オンライン「国内感染状況」department of health「UPDATES ON NOVEL CORONAVIRUS DISEASE…

2020-12-25(data:25日0:00時点) クリスマスも終わりを迎え、営業している企業は年末商戦に突入しますね。 それでは、今日も最新の情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、今日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータと陽性者の増加数に注目して見ていきます。 そうなんです。日本の陽性者の増加が止まりません。 日本の陽性者増加数がPart.10でコロナ始まって以来、最大数出たとお伝えしましたが翌日の今日。上回る数値が発表されました。 これにより陽性者の増加数が多い日は1位12/25 3,589人、2位12/24 3,258人、3位12/18 3,208人となり、すべて12月に集中しました。 3千人を超える陽性者が出る日も日常と化してしまうのでしょうか。   また、連日の陽性者の増加によりフィリピン日本共に治療中の方の数は一向に減少しそうにありません。 それもそのはずです。 Part.10では、陽性者1日平均がフィリピン1,540人から今日は1,576人になり、日本は2,750人から2,833人に増加しました。病床数に空きはあるとはいえスルー出来ない問題です。 更に日本のクリスマスは東京都内各所で大勢の子供から大人まで様々な外出者を見かけました。 かくいう私も別の活動があり外出していたので目撃した始末ですが、とても都内の感染者の急増に警戒しているようには伺えませんでした。  …

2020-12-24(data:24日0:00時点) 今日もコロナウイルスに関する情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、24日の陽性者数と退院・療養解除された方のデータから見ていきます。 先日のコラムでもお伝えしたようにフィリピンでの退院者の増加が停滞気味なことから、また間が開いてきました。 日本は相も変わらず一定の間隔を保ちながら右上がりのグラフを形成しています。クリスマスの今日、ニュースやワイドショーでは各観光地のリアルタイムの映像を流し、外出する人の多さを批判していました。そして司会者や評論家たちは、もっと危機感をもって年末は外出しないように警告を促していました。 日本の伝統、初詣に関しても各自治体から運が逃げることはないので、日を開けて参拝しに行くようにと声明が出ていましたね。 日本の1日の陽性者は3,258人と最大記録を塗り替えました。 しかし、それだけの陽性者が1日で増加しても治療中の人数に大きく変化が起きなかったのは、退院者が多くいたことで調整されているからです。 日本は回復者も着々と増え、回復率は約85%になりました。 Part.1前後のデータと比べて2%も増加しました。対するフィリピンは変動なしの93%です。 日本では多くの回復者が非日常の現在に戻ってきましたが、死者数は再び50人を超える結果になりました。 フィリピンの10人と比べると大差がついています。 Part.9時点ではフィリピンの死者数は約9千人、日本は約3千人となっておりフィリピンの死者数は日本の3倍います。 全体数で見ると日本の死者数は少なく感じますよね。 ですが次のグラフを見てください。…

020-12-23(data:23日0:00時点) 今日も最新の情報をお届けしていきたいと思います。 まずは、今日の陽性者数と退院・療養解除された方と現在治療中の方のデータから見ていきます。 フィリピンでは20日の調整以降、大きく退院者が増えることはありませんが着々と新規感染者数が減少しています。 日本は陽性者が今日も増え、予想通り陽性者数はついに20万人を超えてしまいました。 日本の陽性者の増加は、フィリピンのような爆発的な感染拡大を示唆しているように感じます。 日本では陽性者が増え続けることで1日の陽性者増加数平均も上がり、保菌者が増加数することで感染する可能性もグッとあがります。やはり、日本でも”要請”という形ではなく”指示・命令”という形で強く外出に対して規制しなければワクチンの接種が開始する前に相当数の陽性者が出ることが予測されます。 新規感染者が増加し続ける限り、退院してベッドが空いてもすぐに新しい患者が入ってしまうという状況でエンドレスで続いていきます。 日本、フィリピンともに治療中人数平均2万5千人とこの1週間弱で大きな変化はおきませんでした。 そして死者数ですが。 日本はまた1日の死者数が50人を超えることに。合計死者数は2,993人にのぼります。フィリピンの合計死者数が9,048人なので少なく感じるかもしれませんが、これ以上死者が出ないに越したことはありません。 さて、次回Part.10では12月24日の最新データと前日比などの情報をお届けしていきたいと思います。 それではまた、次回〉〉〉 メリークリスマス🌲 参考:厚生労働省「国内発生状況など」…